研究室日記

6月27日第2期生ゼミ記録 (石川)

公開日
2016/07/14
更新日
2016/07/14

学生の学び

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 6月27日(月)、今日も元気に楽しくゼミを行いました!今回の発表者は、吉田さん、牧野さん、古川さんでした。

 まずはじめに、玉置先生から「話し合うことに関する指導事項」についてのプリントが配られました。小学校から中学校までの話し合いにおいて、何を重視して、何を指導する事が大切なのかが記載されていました。
すると先生から一言、「今の2期生のゼミの話し合いは何年生なのだろうか?」たくさんの意見が出ましたが私たちの中では、「中学校1年生」という意見が多かったように思います。ゼミ2期生は現在「大学3年生」です。自分のテーマを探求することと同時に、話し合いについても成長していきたいと思いました。

 発表の1人目は吉田さんです。吉田さんは研究テーマを前回までから変更し、理科について「探求学習」をテーマに小笠原豊先生の実践をもとに発表していました。

 吉田さんは、探求学習について、「理科教育の使命→探求学習(MINI探求学習)」の順番で発表していました。自然に対する見方・考え方や、探求学習の流れなど、簡潔に分かりやすくまとめていました。また、発表の最後には実際に小笠原先生のセミナーの様子を見ました。実際の様子を見てみると、小笠原先生本人の面白さや、予想だにしていない発想から、子ども達の探求心を高める事を感じました。私自身、面白い人間になりたいと強く感じました。ほかのゼミ生もそう感じたと思います。

 二人目は古川さんです。今回は、古川さんの研究テーマに近い、ICTの分野である「GC/html5」について発表していました。

 古川さんは、GCと言うものについて、「GCというのは、飯島先生が開発した作図ツール。」という説明とともに、実際にGCを使用している所をプロジェクターで映し、見せてくれました。今までの、1つのパターンからしか考えれれなかった平面図形の問題を、より多くのパターンで、多角的に捉えることが出来るようになっており、感動したのを覚えています。また、GCなどのICTを利用する際の注意事項、利用することで広がる可能性、授業以外での応用・活用方法などについても簡潔にまとめていました。

 3人目は牧野さんです。牧野さんは、前回の「3・7・30の法則」と比較して、堀裕嗣先生の『必ず成功させる「学校開き」魔法の90日間システム』という本を基に発表をしていました。

 牧野さんの発表は、前提として今までの野中先生と、今回の堀先生の違いから始まりました。野中先生は小学校、堀先生は中学校の先生ということから、少し立ち位置が違うということでした。また、「90の法則」を「各教科の授業システムを確立する期間」とし、全教科担任の先生が一致して指導していることが分かるシステムが大切と発表していました。さらに、システムについて、国語(古典)を例に、繰り返すことでルールが定着し、先生がみんなにしてほしいことが出来るようになるなどと紹介してくれました。

 2期生の横のつながりも強くなってきており、だんだんと深いところまで話し合える様になってきました!これからもゼミ生みんなで話し合い、深め合いながら、高め合っていきたいです。

 まずは、「大学3年生」の話し合いから...?(石川)