研究室日記

居心地のよさの背景には「しごこちのよさ」

公開日
2025/02/16
更新日
2025/02/16

学生の学び

  • 書籍_「しごこち_のいい学校」_から(池田).png

https://asp.schoolweb.ne.jp/2190001/blog_img/231511334?tm=20250216090235

「【居心地がいい】学校とは、子どもや教師たちが何事にも積極的に取り組み、それが周りから認められるような環境でやりがいを感じる場、成長の場でなければならない。【やりがい】があるから【しごこちがいい】。それを【居心地がいい】とかんじられるか」

「子どもや教職員が何事にも積極的に取り組み、それが周りから認められるような環境でやりがいを感じる場」

(しごこちのいい学校、さくら社、鎌田富夫P70.79.80)


 私はこの本から、子どもが居心地のよさを感じる背景にはどのようなことがあるのか学んだ。ここでの、子どもたちが居心地が良いと感じる居場所とは、しんどいことをしなくても良い場所、切磋琢磨を求められない場所ではない。居心地の良さを感じるためには、「しごこちのよさ」が感じられなければならないと分かった。「しごこち」とは、「自分が何か新しいことにチャレンジできる場があり、そして足を引っ張るのではなく、応援してくれる仲間がいる、そんな場所なのでしょう。」と述べられていた。


 つまり、応援してくれる仲間や切磋琢磨できる仲間の存在があり、認めてもらえる環境があってこそ、自身のやりがいや成長を感じることができる。この「しごこちのよさ」が感じられる子どもを増やすことにより、子どもにとって「居心地のよい学級」が作れるのだと分かった。(池田)