研究室日記

第4回教師力アップセミナー(野口芳宏先生)に参加して(中田昂)

公開日
2016/10/27
更新日
2016/10/27

学生の学び

第3部の始めは、「基礎」の話からだった。
その中で野口先生は、東北の地震による津波によって流された家々の基礎のお話をされた。
自分も昨年の夏に実際に現地を見て来たが、本当に基礎だけが綺麗に残っていた。
基礎の大切さは、肌で感じた。

東北の話が出たので余談ですが、今年の夏も宮城・福島に行って来ました。福島県の双葉町も車窓からではあったのですが、荒れ果てて人がいなくなった町を見てきました。原発から約6kmの近くを通りました。防護服を着て作業をされている人がたくさんいました。ニュースだけ聞いていて、本当はどうなっているかなんてちっとも知りませんでした。
早く復興することを願っています。

第3部をまとめると
・読字力
・語彙力
・文脈力
の3つに絞って言えそうです。

読字力を向上させるためには、教科書に書かれている字で漢字で書けるもの全て漢字で書く。早くから何度もがキーワードです。小学校の低学年からいろんな字を見て慣れていくことで、自然と読んだり書けたりできるようになる。自分も幼い頃から本をたくさん読んでおけば良かったなと今になって思います。

語彙力を向上させるためには、チャンスを活かす。つまり、教科書に出てきた単語をそれだけを見て終わらすのではなく、対義語や類義語なども紹介して色んな言葉に出会って行く中で語彙力を増やすということ。そのために、教える側が知らないといけないから、勉強しなくては。。。

文脈力を向上させるためには、間違えそうなとこを発問する。誰でも答えられるような一問一答のような発問ではなく、多様な考え方が生み出せるような発問。落とし穴づくりをする。そこで間違えさせて、正解を教える。答えが何個もあるようなのが国語ではなくて、数学のように一つの答えになるようにさせる読解力をつけさせなければいけない。そのために自分はまず本を読もう!笑

今回のセミナーで1番心に残った言葉は、「詰め込むのではなく、叩き込む」と言う言葉。過激すぎるかなと思ったけど、教えずして活動しても何も意味ないよなと思いました。(中田昂)

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