卒業論文発表会を終えて(白井)
- 公開日
- 2018/02/15
- 更新日
- 2018/02/15
学生の学び
私は、「学び合いの体験をもとに『学び合い』を生む教師について考える」というテーマで卒業論文発表をしました。発表では、他の2期生から、今までで一番の緊張している様子が見えたと言われるほどでした。しかし、自分自身がゼミで学んできたことが発揮できた発表だったのではないかと感じています。
私がこのテーマに注目したのはゼミを決める前からでした。自分自身が小・中学校で体験した「学び合い」が当たり前ではないことを知り、興味を持っていました。
そして、ゼミに入ることで玉置先生に出会い、「学び合い」について調べるうちにある疑問を持ち始めました。私にとってあたたかくて、子どもたちで課題を追求していく楽しい「学び合い」であったが、最終的な答えを教師に誘導されているのではないかという疑問です。この疑問をもとに、その後の研究では、さまざまな「学び合い」について研究されている方の著書や実際の学校現場の様子から「学び合い」を生む教師について考えていくことができました。
私にとってこの研究は、自分自身の「学び合い」の経験をもとに、同じゼミのメンバーとともに互いに違う研究テーマだとしても、疑問を伝え合ったり、アドバイスをし合ったりすることで、より深く研究をすることができたと考えています。これがなければ、私は「学び合い」について疑問を持ち、より深く「学び合い」を研究することができなかったと思います。大学生になって、研究するテーマはそれぞれ違いましたが、2期生ゼミメンバーで学び合うことができたことを幸せに思っています。
最後に、玉置先生に感謝の気持ちでいっぱいです。たくさんの助言をいただきました。ありがとうございました。そして、これからもこのテーマを研究し続けていきたいです。(白井)