2月10日第7回教師力アップセミナー(赤坂真二先生)での学び(久保、池田、河上)
- 公開日
- 2024/03/29
- 更新日
- 2024/03/29
学生の学び
こんにちは!9期生の久保です。今回は、2月10日に行われた教師力アップセミナーでの学びを記事にしていきます。今回は赤坂先生による「授業づくりか?学級づくりか?というものはもうやめにしよう」というテーマで、多くの学びをさせていただきました。今回はその中でも印象に残ったことを記事にします!
1番印象に残ったキーワードは「受容」です。学級が安定するにはこの「受容」が大切になってくることを学びました。自分がなって欲しい学級にする為に、しつけばかりを行ってしまうと児童生徒は、いつか反抗的になってしまうと感じます。児童生徒と積極的に親しくなろうとしているかが、受容的な関わりにつながってくると学びました。そして、その受容をする前にはある程度のしっかりとした「枠組み」を明確にする必要があることも学びました。児童生徒が、迷うことなく動かないものを足場に、動かせるものに自分たちで生き生きと取り組むようになるので、しっかりと枠組みを作った上で、親和的な関係、受容を心がけていきたいと感じました。
赤坂先生、赤坂ワールドに惹き込まれ、あっという間の2時間でした。学級づくりについて多くのことを学ばせていただきました。本当にありがとうございました。(久保)
みなさんこんにちは!10期生の池田です。今回は学級経営について赤坂先生に教えていただきました。これまで大学の講義で、授業技術を学ぶ講義は多くありましたが、学級経営を学ぶ機会は初めてだったため、今回の公演を聞いて学級経営における児童との関わり方をたくさん学ぶことができました。
講演のなかで、指導の要素についてのお話がありました。指導には「引き上げ機能」と「養う機能」の2つの要素があることを学びました。「引き上げ」機能とは、児童生徒の技術や知識を成長させていくことであり、「養う」機能(ケア)とは、児童に「あなたはあなたのままでいいんだよ」と寄り添うものです。私は、子どもと関わるうえでこのバランスの難しさを感じており、引き上げる指導をしすぎては児童から嫌われてしまうのではないかと感じることもあるため、どちらかというと養う機能を重視してしまいます。しかし、学級を安定させるためには、まず縦糸(ルール)が欠かせないことがわかりました。
「引き上げ機能(縦糸)」と「養い機能(横糸)」のどちらを優先させたら良いのかという捉え方ではなく、学級の秩序をつくり、安定させ、学級の状態に応じた指導を充実させていくことが大切であると分かりました。
今回の講演を通して、改めて学級経営の難しさを感じました。今後も様々なセミナーや学校訪問に参加し、指導力を高めていきたいです。貴重な学びの機会をいただきありがとうございました。(池田)
こんにちは!10期生の河上です。今回は2月10日に参加した教師力アップセミナーでの学びを記事にしたいと思います。今回は「授業づくりか?学級づくりか?というのはもうやめにしよう」というタイトルで赤坂先生による講演でした。
講演がはじまるとすぐに赤坂先生の話術に引き込まれて赤坂ワールドが展開されました。2時間経つのが本当にあっという間でした!そんな講演で特に印象に残った学びを2つ書いていこうと思います。
1つ目は授業づくりと学級づくりについてです。講演の冒頭で車と道路の写真を用いて、授業づくりと学級づくりについて説明してくださりました。車が授業、道路が学級と仰っていました。私は今まで別々で考えていましたが、今回講演を聞き、学級経営の中に授業づくりと学級づくりがあることを学びました。また、現在GIGAスクール構想により授業スペックが上がってきています。学級経営がしっかりできていなかったから、どんなに良い授業をしても成り立ちません。なので、「学習環境の最適化」が大切であることを学びました。
2つ目は「受容」についてです。和やかなクラスを作るには秩序が必要であり、秩序の定着にはしつけが必要であり、しつけをするにはたくさんの受容が必要ということを述べていました。ビジネスの常識である、「仕事の成功は、関係性の成功にあり」は学級経営にも言えることであり、まずは子どもたちと積極的に関わり、子どもたちとの関係性を重視し、たくさん「受容」することが大切であることを学びました。これからある教育実習を含め、子どもと関わる際は受容を意識した関わり仕方をしていきたいです。
今回のセミナーではとても多くのことを学ばせていただきました。まだ、一度も教壇には立ったことがありませんが、今からとても楽しみです。赤坂先生、貴重な学びをありがとうございました!玉置先生、運営委員の方々、このような素晴らしい機会を用意して下さりありがとうございます!!(河上)