子どもに合わせることの大切さ
- 公開日
- 2025/02/02
- 更新日
- 2025/02/02
学生の学び
「ところが,子どもは自力解決のときに,答えを出していた。この子どもたちの様子を見て,瞬間に「正三角形の数が20個の場合はどうなるか」という問題に切り替えた。このように,子どもの今の状況に合わせて,課題を変更するのがうまい教師である。授業中に子どもの発達最近接領域(ヴィゴツキ―が提唱)を探り,見つけて,課題としてぶつけていくのが「愛」である。」(志水廣、「愛で育てる算数数学の授業」、明治図書、p65)
教師の発問が分かりずらいと子どもたちは,理解できずに固まってしまう。私はこのような経験が教育実習であった。またその授業はうまくいかなかった。きっとその原因もこれが私には不足していたからだとも思われる。しかし,子どもたちは何も理解していないわけではない。きっと一部に関しては理解しているところがあると考えられる。子どもたちの様子をよく観察し,どこができていないかを判断し,私も少し変えていこうと思う。今回この部分を読んで、より、子どもたちがついていけるための授業づくりの改善法を知り得られた。(齋木)