【蟹江・蟹江中】情報モラルについて
- 公開日
- 2009/12/01
- 更新日
- 2009/12/09
平成21年度研究校報告
今年度の本校の現職教育のテーマは、
「自分の思いを確実に伝えることのできる生徒の育成」
であるが、特に、情報モラルについては
・ 日常生活におけるモラル(日常モラル)の育成
・ 即座に出合うかもしれない危険をうまくさける知恵の習得
・ 情報社会の特性やネットワークの特性を理解した上での的確な判断力の育成
をめざし、全校職員で指導にあたっている。
1 情報モラルについて
情報モラルを、「情報社会を生きぬき、健全に発展させていく上で、すべての国民が身につけておくべき考え方や態度」とし、
(1) 情報社会における正しい判断力や望ましい態度
(2) 情報社会で安全に生活するための知識・技術やメディアが及ぼす健康への影響
を生徒たちに理解させたいと考えている。
インターネットは学校生活の様々な場面での利用も考えられる。生徒がインターネットなどを利用する際に、情報の信頼性やネット犯罪の危険性などを理解し、情報を正しく安全に活用できるように指導していきたい。また、生徒が情報セキュリティに関する基本的な知識を身に付け、コンピュータやインターネットを安全に使えるように指導することも必要であると考えている。
2 情報モラルの指導
各教科、道徳、総合的な学習の指導、生徒指導など、学校教育の様々な場面や機会を通じ、生徒たちに情報モラルの必要性や情報に対する責任について考えさせ、望ましい情報社会の創造に参画しようとする態度を身に付けさせたい。授業では、特別非常勤講師による指導も、年間を通して計画的に行っている。
また、保護者向けの講習会を行うことで家庭での情報モラル教育について意識を高めたり、校内研修や授業研究などを通じて一人一人の教員の情報モラル授業実践力を高めたりしている。