【知多市教育委員会】
- 公開日
- 2010/12/09
- 更新日
- 2010/12/09
市町村教委
知多市教育委員会では、コンピュータ部会を中心に情報モラルに関する研修と、今年度から小中学校の情報システムの刷新に伴う校内情報安全システムに関する研修を進めています。
平成22年11月14日、知多市立八幡中学校において、市内コンピュータ部会による情報モラルに関する授業研究会を行いました。中学1年生を対象とし、「携帯電話の利用」についての授業でした。事前の実態調査から携帯電話を利用したことのある生徒は45%であり、多くの生徒が「便利である」と考えていました。そこで、DVD教材を活用して、携帯電話を利用した疑似体験から、そのトラブルを未然に防ぐためのルール作り、正しい携帯電話とのつきあい方を考える授業が行われました。今回の実践は、携帯電話を持ち始めた段階の生徒に対して大変有効でした。DVD教材には様々な段階の資料があるため、各学校において生徒の実態に合わせたさらなる実践を進めていくことを確認しました。
また、市内の全職員への校務用パソコンの導入、新しい校務支援のためのグループウェアの導入、セキュリティシステムの導入が実施されるにあたり、12月24日にコンピュータ部員や校務主任を中心に研修会を行います。システム概要、セキュリティポリシー、セキュリティシステム管理、グループウェア管理等の研修を実施し、その後、一般教職員対象の情報セキュリティに関する研修会を市内各校で行う予定です。
今後も引き続き、子どもたちの情報に対する適切な対応力を育てていくために、情報セキュリティ及び情報モラルに関する研修を推進していきたいと考えております。