i-モラル日記

【半田市教育委員会】教員を対象に情報モラル教育についての研修会を行う

公開日
2011/01/27
更新日
2011/01/27

市町村教委

 半田市教育委員会では,市内の小中学校の教員を対象に情報モラル教育についての研修会を行いました。
 研修会では,半田市立雁宿小学校の丹波先生を講師に「ケータイ持たせない選択、持たせる覚悟」というテーマで、携帯電話によるインターネット利用について講義を行っていただきました。丹波先生からは,児童生徒の携帯電話やゲームサイトによるインターネットの利用に関することで問題になっている事例や児童生徒がどのように問題に巻き込まれていくのかという原因が紹介され、学校や保護者がどのように対応していけばよいのかを説明していただきました。
 また演習として,参加者がインターネットの体験サイトを使って,児童生徒の携帯電話によるチェーンメール、プロフサイトや架空請求の例を閲覧しリスクを体験しました。この体験から児童生徒の行動が教師や保護者から見えにくくなっている現状を知り、児童生徒を取り巻くネット社会の問題や学校における保護者も巻き込んだ情報モラル教育の必要性を再認識しました。
 研修会を通して,情報モラル教育は,単に注意やルールの指導で終わるのではなく,その後の生活変化の見守りとトラブル解決の相談や評価を繰り返すことが重要であることを学ぶことができました。
 児童生徒を取り巻くネット社会の状況は日々変化していると認識し、今後も,各学校で効果的な情報モラル教育に取り組んでいけるように,ネット社会の実態等について情報交換と共有を行う機会を設けていきたいと思います。

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