2024年2月野見小算数授業参観
- 公開日
- 2024/03/08
- 更新日
- 2024/03/08
授業事例
2024年2月13日,14日,野見小学校4年生算数の授業を参観しました(上段の写真)。
授業は「変わり方」の第3時と第4時でした。
野見小学校では,児童が他者と関わり合い学びを深める授業に取り組んでおり,グループ学習や全体交流での話し合い活動を中心にした授業研究を重ねています。
今回,2日間連続して4年生の授業を参観しましたが,問題の理解,見通しをもつこと,個人解決の場面において,児童の思考がはやくなり,深い点にまで気づくようになったと感じました。グループ学習では,グループ内のメンバーを巻き込みながら,活発な話し合いがスムーズにされるようになりました。
特に感じるのは,他者の発言を自分の考えと比べて聴き,関連付けてとらえるようになったことです。グループや全体での話し合いの場で,他者の発言を吟味して聴いたり,異なる視点で補足意見を言ったりする児童が育っていました。
また,14日には3年生の算数の授業も参観しました。授業はわくわく算数ひろば「買えるかな」の授業でした。グループで話し合ったことを全体で共有し,比較検討する話し合いが行われました(下段の写真)。考え方を間違えているグループがあることを児童から指摘があり,どこが不十分なのかが話し合われました。教師が正しい答えを告げて考え方を説明するのではなく,児童が主体的に話し合いながら,よりよいい考え方を導いていく姿勢が育っていました。