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学校日記

三島小5年2組 学び合う姿

公開日
2019/10/18
更新日
2019/10/18

授業事例

 岡崎市立三島小学校5年2組 神谷先生の学級は、算数において、「学び合うを生む協同解決型の授業」に取り組んでいます。

 10月18日、ひし形の面積の学習をしました。子どもたちが、意見を繋いで「ひし形の面積を求める公式をつくり、説明しよう」と学習のめあてをつくることができました。
 
 また、上段写真のように、グループで協同解決にも取り組みました。グループでお互いの考えを示し合い、メンバーにわからない子やつまづいている子がいたら、その子がわかるように説明し合う姿がありました。グループ学習では、全員が対話をして、全員でホワイトボードにまとめる姿がありました。

 グループ学習の次に、中段写真や下段写真ように、すべてのグループのホワイトボードを提示して、お互いを比較検討しました。

 素晴らしかったのは、ホワイトボードに書かている式や図を読み取り、いくつかのグループの考えは、「ひし形の面積を長方形÷2としている」と統合してとらえることができたことです。
 そして、子どもたちが、対角線という言葉を用いて、ひし形の面積の公式を導きだすことができました。

 担任の神谷先生は、正解や公式を説明することなく、子どもたちが正しい解答を確か合い、統合的に考察し、公式を導くことができました。

 授業後、神谷先生は、子どもたちが活発に対話したり、発表し合ったりして、グループ学習や全体交流ができたことや、統合的に考察できたことに大いに感心していました。

 5年2組は、学び合いを生む協同解決型の授業に取り組んで、まだ日が浅い段階です。それでも主体的に取り組み、対話的な学びをし、統合して考察するなどの深い学びをすることができました。
 
 11月1日に、また授業を参観します。さらに成長した学びの姿が見られることと思います。