大府小1年学び合う姿 繰り下がりのあるひき算
- 公開日
- 2019/12/20
- 更新日
- 2019/12/27
授業事例
写真は、11月、大府小学校1年が繰り下がりのあるひき算(13−9)の学習をしている様子です。
1年生の子どもにとって、13−9を、「10のまとまりから9とり、残り1と3をあわせて、4となる」といった計算の仕方を導くことを難しいものです。
そこで、福地先生は、教科書の場面絵をうまく用いて、子どもたちに10のまとまりから9とることに気付かせるようにしました。
教科書には、柿の木に13個の柿がなっており、そのうち赤く熟した柿が9個なっている絵が描かれ、木に登った猿が、赤い柿9個をとろうとしています。この絵を用いて、福地先生は「お猿さんは、13個の柿の中から、赤い柿9個をどうとろうとしているかな。数図ブロックで同じようにとってみよう」と子どもたち投げかけました。
この発問・指示によって、子どもたちの多くが10のまとまりから、9とるという計算の仕方に気付きました。そして、ペアで対話して、計算方法を精緻化させました。
全体での話し合いでは、10のまとまりから9とる方法のよさを子どもたちが、数図ブロックを操作しながら全体に説明することができていました。
前回参観したときより、付け足し意見がだいぶ出るようになり、意見を深め合う場面がでてきていました。