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学校日記

三島小5年 変わり方を調べて(2)

公開日
2019/12/20
更新日
2019/12/27

授業事例

 写真は、12月、三島小学校5年の算数「変わり方を調べて(2)」の授業の様子です。
 この日の学習内容は、算数で「出会い算」(旅人算の1つ)と呼ばれるもので、お母さんと子どもがある速さで向かい合って進む場合の2人が出会う時間を求める問題です。
 この問題を解くキーは、2人が出会うという事象を数量関係でどうとらえるかという点にあります。

 担当の神谷先生は、問題を提示した後に、お母さんと子どもがまだ出会っていない絵と出会った絵の両方を提示して、何がどう違うかグループで話し合わせました。

 グループからは、2人の間の距離が0になると出会う、2人が歩いた距離をたすと最初に離れていた距離になるという意見がだされ、その意味をみんなで共有しました。

 この問題は1人で考えてもなかなか解ける問題ではなく、グループのメンバーが知恵を出し合い、解決の糸口に気付くことができました。グループ学習のよさが発揮されました。

 一人一人が問題に取り組んだ後、グループで話し合いました。グループの話し合いによって問題を解決し、表の変わり方に気付き、式をつくって、2人が出会う時間を求めることができました。グループワークがうまくできるようになったことで、グループの話し合いの質が高まり、難しい問題でも解決できるようになってきました。

 全体の話し合い(全体交流)では、写真のように、お母さんと子どもの動きと表の変化を指し示しながら、関連付けて説明し、式の意味を説明していました。