9月27日東野小4年算数
- 公開日
- 2024/12/07
- 更新日
- 2024/12/07
授業事例
2024年9月27日,東野小学校4年生の算数「式と計算の順序」の授業を参観・助言しました。60円のカード5枚と40円のカード5枚をあわせた代金を2通りの考え方で求める内容でした。
この授業では「足場づくりのためのグループ学習」が指導過程に位置づけられていました。写真のようにグループに1枚ずつ図が与えられ,どういう求め方をしているのかを話し合いが行われました。その後,個人学習,グループ学習,全体交流が行われました。
足場づくりのグループ学習では,話すことが苦手な児童や理解に時間がかかる児童が大切にされており,「わからない」「もう一回言って」「どうしてそうなるの?」といった声が交わされ,求め方に対する理解がだんだんと深まる様子が観察されました。
同学級ではグループ学習に対する意識やスキルが良く指導されており,子ども同士が関わり合い,学び合う姿があり,子どもが自分なりの言葉で計算法則を説明し合う姿がありました。教室にはこの学級でめざす授業の姿の掲示物があり(写真),その姿を目標に日々授業がなされていることがわかりました。