11月21日 平井小5年算数
- 公開日
- 2024/12/07
- 更新日
- 2024/12/07
授業事例
11月21日,平井小5年の算数「平行四辺形の面積」の授業を参観・助言しました。今回の授業では,「足場づくりのためのグループ学習」が指導過程に位置づけられました。授業の前半は平行四辺形の面積の求め方について個人とグループで多様に考え,求め方を全体で共有し,授業の後半ではその求め方を用いて,実際に面積を求める指導過程でした。
同学級は協同的なグループ学習の指導がよくなされており,児童が対話のスキルや話し合いの進め方のスキルを身に付けています。その背景があり,グループでの話し合いによって一人一人の理解が図られ,授業後半で面積を個人で求める場ではほとんどの児童が複数の解法で正解をしていました。
同学級は,グループ学習の評価活動に取り組んでいます。まず,学級全体で目指す授業像(話合いの姿)を決め(写真),その姿の達成に向けてグループ学習で目指す目標を個人とグループ双方で設定し,その目標に対して自己評価とグループ評価を行うものです。そして,グループ評価の結果を学級全体で交流し合い全体の底上げを図る活動(写真:ホップ!ステップ!ジャンプ!大作戦)が行われています。
授業後に行われた校内研修ではこうしたグループ学習の評価活動の考え方や同学級の取り組みが紹介され先生方に共有されました。2月には再度同学級の授業を参観します。児童の進歩が楽しみです。