研究会日記

第2回 例会 (詳細・4)

公開日
2016/06/29
更新日
2016/06/29

活動記録

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6月19日(日)開催の「第2回例会」の詳細です。

【議 題】
1.自己紹介(前回欠席者)
2.スマートスクール構想について
3.アドバイスツール活用の事例紹介
4.「カリキュラム・マネジメント」のテーマについて
5.テーマ別グループ分け、役割分担
6.教育コラムについて
7.今後の予定

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議題4.「カリキュラム・マネジメント」のテーマについて

今年度の研究の柱となる「カリキュラム・マネジメント」については、前回(第1回)の例会で玉置先生から説明をしていただきました。

しかし、「漠然とし過ぎていて、具体的な意図をつかみにくい」という意見も多く、宿題として会員の皆さんへお願いした「カリキュラム・マネジメントで取り組んでみたいテーマ」への回答は少数でした。

そこで役員会で検討した結果、以下の4つをテーマとして提案することになりました。
さまざまな立場の会員がいる利点を活かして、学校を取り巻く課題に多方面に取り組めるようなテーマを選択しました。

各テーマの狙いを、簡単にご紹介します。


●テーマ1:特色ある学校の作り方・教育課程

本来、カリキュラムは各学校で作成して実施するものだが、実際には市町村レベルや県レベルなどで作成されたカリキュラムを踏襲して実施する場合がほとんどである。
学校独自のカリキュラムを作成するには労力がかかり過ぎるという現状ではあるが、学校教育目標にこめた思いを具現化するカリキュラムを作成するためのヒントのようなものが提案できるとよいのではないか。


●テーマ2:ミドルリーダーの育成

全国的に教員の年齢層の偏りが見られる中で、ミドルリーダーの育成は急務だという認識を多くの管理職が持っている。
少ない人数で多くの分掌を抱える状態にあるミドルリーダーに、どのような力をつけてほしいのか、そのためにはどのような体制づくりや働きかけをすればよいのかということを提案できるとよいのではないか。


●テーマ3:校務情報を学校経営にどう生かすか

校務支援システムは導入されていても、十分に活用できている学校はそれほど多くない。
導入から一定の期間を経て、システム自体には慣れたが、それをさらに活用しようという意欲的な学校もそれほど多くない。
このような現状から、集まった多くの情報を学校経営に活用する意義や、具体的な活用方法などを提案できるとよいのではないか。


●テーマ4:地域連携

古くからあるテーマではあるが、「地域連携」は地域格差も大きい。
このところ「コミュニティスクール」や「地域支援本部」などの立ち上げの動きが各地で広がっている。
先進事例を集めて情報提供をしたり、学校のニーズに合わせて取り組めるさまざまな地域連携の形を提案できるとよいのではないか。