第3回 例会(1)
- 公開日
- 2017/09/01
- 更新日
- 2017/09/01
活動記録
8月26日(土)に開催された「平成29年度 愛される学校づくり研究会 第3回例会」の記録です。
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【議事】
2.自己紹介
3.ゼミ生による模擬授業
4.研究協議
5.グループ別協議
6. グループ別協議内容の報告・質疑
7.今後の予定
★暑気払いの会
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議題3.ゼミ生による模擬授業
道徳「ドッチボール」小3
<あらすじ>
ドッチボールが苦手な女の子が主人公。
ボールをキャッチしたり、投げたりすることが少し苦手で、いつも外野になってしまうことが多い。
「いやだな」という気持ちを持っている。
ある日の体育の授業でドッチボールをやったときも、二度もミスをしてしまい、いやな気持ちになった。
けれどクラスメートが温かいはげましの言葉をかけてくれ、ボールをパスしてくれるなどフォローしてくれた。
それでやる気がわいて「がんばってみよう」という気持ちになった。
<授業の様子>
玉置ゼミを代表して、吉田航平くんが模擬授業をしてくれました。
直前に教員採用試験を控えていたため、事前に授業準備をしてはならないと玉置先生の指導がありました。そのため例会直前の午前中2時間で玉置先生と教材研究をして授業に臨んでくれました。しかしそのような短時間で準備をしたとは思えないほど落ち着いた態度で、立派に授業をしてくれました。
子ども役には資料は渡さず、先生の範読で授業が進められました。
範読に入る前にイラストを提示し、どんな場面なのか?主人公の気持ちは?という発問で物語の内容を想像させていたので、範読を聞きながら「考えるべき視点」を子ども役が持てたと思います。
途中、ポイントとなる部分(考えるべき視点のヒントとなる部分→主人公の気持ちが想像できる場面)は説明を加えながらの範読で、子ども役も考えながら聞けたでしょう。
範読後は、「どんなことがあって、主人公の女の子はどんな気持ちになったのか?」という発問で、各自にノートに意見を書かせて、それを発表させました。
個人の意見の発表後、さらに「失敗しても楽しいと思うのはなぜか?」というゆさぶりの発問でペアで交流をしました。
この場面では、それぞれのペアが活発に意見を言い合っている様子が見られ、お互いの意見を聞き合うこともしっかりできていました。
最後は、「授業で印象に残ったことを30秒でペアで話しましょう」としました。
これは、普段よく行われる「振り返りをノートに書く」という作業を、「話す」ことに置換えた活動です。
人に伝えることで、個人の感想にとどめず、いろんな意見を知る活動になっていました。
ここでも各ペアで活発な意見交流がされていて、30秒では話足りないという感じの子ども役の表情が印象的でした。
授業者、子ども役の玉置ゼミの皆さん、ありがとうございました。