研究室日記

小学校教育実習から学んだこと(池田)

公開日
2024/10/03
更新日
2024/10/03

学生の学び

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みなさんこんにちは!玉置ゼミ10期生の池田です!今回は約1ヶ月間の教育実習での学びを記事にして行こうと思います。



私が小学校教育実習で学んだことは大きく分けて3点あります。


まず一つ目は、授業の導入で児童に疑問を抱かせ、課題へとつなげることの大切さです。


最初から、本時で学ぶことを提示するのではなく、児童の生活と授業とを繋げる発問や前回の授業とのつながりをもたせ、児童に「学びたい!」「解決したい!」と思わせたうえで展開に入る必要があると学びました。授業を実践し始めた頃は、子どもに疑問を持たせ、自然な流れで本地の課題を示すということが大変難しく、とても苦戦しました。授業では一連の流れを大切にすることが必要であり、児童のつぶやきや発言を聞き、それに合わせて、自分がもっていきたい方向へと近づけるための発問をする難しさを実感しました。




二つ目は、価値づけや褒めることの大切さです。


私の指導教諭の先生は、学校生活の様々な場面で児童に価値づけや褒めることをしていました。児童が良い行動をした時にタイミングを逃さず価値づけを行うことで、仲間のためを思って行動する姿が増え、学級内だけではなく環境が変わっても自信を持って自分から行動するようになりました。また、児童同士でもお互いの良さを認め合えるようになり、良いこと見つけでもたくさん手が上がるようになりました。日々の生活で、児童を褒め、頑張りを認めることで児童は安心して生活することができ、より良い仲間関係を築くことができるのだと実感しました。



3つ目は、自分から動くということです。


私が実習をさせていただいた時は運動会シーズンで、朝、学校に着いた先生方からグラウンドのライン引きやテント設置などの作業をされていました。私もその作業を手伝わせていただき、先生方はとても忙しいなかで児童が活動しやすいようにたくさん準備されていることが分かりました。授業準備等で忙しいなかでの作業は大変ですが、自分よりもみんなのためにできることはないか、常に考えて行動することが大切だと学びました。



今回の実習を通して、より教師になりたいという思いが強くなりました。成長をあたたかく見守り、的確なフィードバックをしてくだった先生方に心から感謝しています。教えていただいたことを大切にしながら、今後も目標とする教師に近づけるように学んでいきたいです。(池田)