研究室日記

中学校教育実習での学び(道下)

公開日
2024/11/24
更新日
2024/11/24

学生の学び

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 こんにちは!10期生の道下優希です。今回は、先日終了した4週間の中学校実習での学びを記事にします。手元には、17日間の自分の率直な思いや学び、葛藤が書かれた教育実習ノート。実習ノートや指導案を見ながら、実習を振り返ります。

 小学校実習とは異なり、英語専門の指導教諭に付いて学習させていただいた毎日、その中で気づいたことは大きく3つです。

単語、本文読みはテンポが大切

教師の笑顔は子どもに伝染する

英語で指示した方が早いときは積極的に英語で


の単語、本文読みはテンポが大切については、英語の授業を見て学ぶ中で、授業での場面の切り替えが上手で子どもが飽きないことがすごいなと思い、自分が実習の最後まで意識したことです。テンポを上げることで、子どもたちは単語、本文読みの毎授業の同じ学習も退屈する暇もなく、学習に向かうことができます。教師がスピード感を意識すると子どもたちを飽きさせず、波に乗らせることができると学びました。


の教師の笑顔は伝染するについては、指導教諭の授業で見せる表情が印象的で、子どもたちの前に立つということを改めて考えるきっかけになりました。教師の笑顔は子どもたちを安心させ、さらには授業を明るい雰囲気に導きます。授業者である教師が笑顔でいることは大切だと改めて気づきました。


英語で指示した方が早い時は積極的に英語でについては、例えば、教科書の本文読みの練習の時に、「私が、メグを読むのでみんなはお父さんのところを読んでね」よりも「I’m Megu. You’re Meg‘s father.」と説明した方が早いということです。他にも、意外と日本語で説明するよりも英語の方が早く簡単に伝わることもあります。授業のテンポ感を上げるためにも、積極的に英語を話すことが重要だと学びました。


 最後に、4週間お世話になった配属学級での印象的な姿について。1ヶ月後の合唱祭に向けて6限後の合唱練習のことでした。誰ともなく「合唱やるよ〜」という呼びかけ、その声にさっと気づいてクラスの合唱曲の楽譜を引き出しから取り出し、パート練習の場所へ各々が向かう姿。なんともない日常かもしれませんが、この一瞬にこの学級の良さが出ていると私は感じました。それは、誰かの声を無駄にせず、自分で考えて行動し仲間を大切にする姿です。


 私は4週間学級経営についても多くのことを学ばせていただきました。本当に素敵な学級の子どもたちと、尊敬するところばかりの指導教諭をはじめとする先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。そして、いつも実習生の自分に選択権をあたえてくださり、教師としての魅力や、こだわりを伝え続けてくださった素敵な指導教諭との出会いは、私のこれからの糧になると思います。長かったようで短かった4週間。本当に幸せで楽しい毎日でした。(写真は、生徒の生活ノートに貼るシールを自分も頂いて貼った実習ノート📖)(道下)