研究室日記

1月20日江南市立古知野中学校での学び(齋木)

公開日
2025/01/24
更新日
2025/01/24

学生の学び

  • 古知野中_から学ぶ_(齋木).png

https://asp.schoolweb.ne.jp/2190001/blog_img/189265958?tm=20250124195717

 こんにちは!10期生の齋木です。今回は1月20日に訪問させていただいた、江南市立古知野中学校での学びを記事として書かせていただきます。今回は,様々な教室の授業を見させていただき、そこから学んだこと。玉置先生の講演からの学び。2点を順に述べていきます。


 まず、授業を見て学んだことです。最初に私は古知野中学校で驚いたことがあります。それはどの教室を見てもタブレット端末が使われていたことです。以前から一人一台端末の導入化と言われていました。しかし、改めて、自分たちが受けた授業とは全く違っていたので、驚き、自分も教員になったら、タブレット端末を活用した授業をつくっていかなくてはならないと思い、刺激になりました。


 そして、先生方の授業を見て、多様な工夫が凝らされていることが分かりました。例えば、数学の授業ではただ問題を解かせるのではなく、解き終えたら、ペアで確認し合う活動です。このような活動からは対話が含まれます。国語の文法の授業では、淡々と説明するのではなく、歌などに結び付けたクイズを出されていました。少しでも覚えておくためにも印象を強くすること。理科や社会科ではスライドを用いることで視覚的に取り入れられることも分かりました。更に、指定授業見学では、三年生の国語の授業を見させていただきました。先生は、授業でやることを伝えたり、読み終えた人が暇にならないように課題を与えたり、生徒のつぶやきを拾うなどされていました。このような様々な工夫のある授業をたくさん見させていただきました。是非、将来に生かせるものは参考にさせていただきたいです。


 次に玉置先生の講演から学んだことです。先生の講義からは、つなげることと振り返りの大切さを学びました。まず、つなげることです。この言葉には、学級経営と主体的な学びが関わっていることが分かりました。学級経営では子どもたちをつなげることが大切です。今回の講演で例として挙げられていた、学び合いについてです。多くの子どもたちは「分からない」と言えないそうです。しかし、教師が「分からない」と言えた子を価値づけすることで、他の子どもも言うようになり、教え合いや学び合いが増え、子どもたちをつなげられます。


 主体的な学びに関しては、自らも学びを振り返ることで次回につなげられます。そして、今挙がった、振り返りに関してです。振り返りは授業のまとめではなく、心のもやもやや迷いを自ら調整することであることが分かりました。そして、そのもやもやをなくすためにも、「もっと知りたい」という気持ちを持たせることが大切であることが分かりました。今後、子どもたち自身で調整し責任を持たせるためにも、振り返りを大切にしようと思います。


 今回、非常に多くの学びや刺激を得ることができました。また学校現場は良いなあと思いました。この気持ちを励みに、教員採用試験の勉強を頑張っていこうと思います。貴重な景観をさせていただきました。ありがとうございました!(齋木)