1月29日 犬山中学校学校訪問からの学び(石川)
- 公開日
- 2025/02/07
- 更新日
- 2025/02/07
学生の学び
みなさんこんにちは!10期生の石川百音です!大学の後期期末試験も無事終了し、3年生を終えることが出来ました。(あとは無事単位を取得できていることを祈るのみです笑)。大学の講義も休みに入ったので、その時間を学校訪問など新たな学びに繋げていきたいと思っています!!
さっそく、1月29日、愛知県犬山市立犬山中学校へ学校訪問をし、道徳と国語の授業を見学させていただきました。その後は、先生方と一緒に授業研究会に参加し、さらに訪問後にはゼミの仲間や玉置先生と共に、ファミレスでもぐもぐ談笑会を開きました( ・̆༥・̆ )今回の訪問を通じて得た学びを、3つの観点からまとめてみました。
1. 授業見学で学んだこと
〜「みとる。つなぐ。」の重要性〜
今回見学した道徳と国語の授業には、「みとる。つなぐ。」という共通の意識が感じられました。授業をされていた先生方は、生徒の思考をしっかりと見届け、誰がどんな意見を持ち、どのように考えていそうかを丁寧に観察していました。そして、それをどの場面で授業の中に生かすのか、どう取り上げるのかを緻密に考え、巧みに授業を進めていました。
特に印象的だったのは、先生が生徒の性格や特徴、普段の生活態度まで考慮しながら指導をされていたことです。表面的な発言だけでなく、その生徒の背景や日頃の姿勢を踏まえた声かけや問いかけがなされていました。授業とは、単なる知識の伝達ではなく、一人ひとりの生徒の学びをつなぎ合わせていく、まるで精密なパズルのようなものなのだと改めて実感しました。
2. 研究会で感じた先生方の熱い思い
〜授業に正解はない、だからこそ狙いが大事〜
授業を見た直後の私の率直な感想は、「すごく良い授業だった!」というものでした。しかし、その後の研究会では、先生方がさまざまな視点から授業を振り返り、「ここはこうした方がよかったのではないか」「なぜこの手立てを選んだのか?」と深く議論している場面を目の当たりにしました。
この場に参加することで、教育には多様な考え方があり、どんな意見も間違いではないということを再認識しました。ただし、大切なのは「指導の狙いがあるかどうか」、そして「どんな狙いなのか」を明確にすることだと感じました。授業の意図や目的をしっかり持ち、それに基づいて指導を行うことの大切さを、先生方の議論を通して学ぶことができました。
3. もぐもぐ談笑会での学び
〜心理的安全性の中で深まる対話〜
学校訪問の後、ゼミ生と玉置先生と一緒にファミレスで「もぐもぐ談笑会」を開きました!美味しいご飯を食べながら、終始面白い話が繰り広げられましたが、それだけではなく、みんなが自然と心を開き、自分の考えや悩みを率直に話せる場にもなりました!
「私はこう思うけど、どうかな?」「ここがよく分からないんだけど……」といった素直な問いかけや意見交換ができる環境があり、まさに玉置ゼミは心理的安全性の高い空間だなぁ。と嬉しくなりました!
また、玉置先生のお話を聞く中で、新たな視点を得たり、教育に対するモチベーションがさらに高まったりしました。こうしたリラックスした対話の場も、学びを深める大切な時間なのだと実感しました。
○まとめ
今回の学校訪問を通して、
✅ 「みとる。つなぐ。」を意識した授業の奥深さ
✅ 授業に正解はなく、指導の狙いが大切であること
✅ 心理的安全性の中でこそ深まる学びと対話
を強く感じました。
授業の組み立て方や、先生方の熱い議論、そして気軽に話せる環境の大切さを学ぶことができ、私自身の教育に対する視野がまた広がりました。今回得た学びを今後の実践に活かしていきた授と思います!(石川)