【あま市教育委員会】 10/20(水) 初任者研修「日常における個人情報管理」を開催
- 公開日
- 2010/11/04
- 更新日
- 2010/11/04
市町村教委
あま市では、合併(H22.3.22)に伴い、21年度に旧3町において作成した「情報セキュリティポリシー」を見直し、あま市としての「情報セキュリティポリシー」を作成中です。年度当初には、各学校において、情報モラルへの取組や情報管理の確認をしたり、情報漏えい等の事例をもとに研修を行ったりして、全職員の情報モラルへの意識向上を目指しています。
初任者においては、第1回市初任者研修で、個人情報の取り扱いや情報管理について理解を深めました。そして、半年が過ぎ、仕事にも慣れてきた10/20(水)の第5回市初任者研修では、「日常生活における個人情報管理」と題して、市の指導主事が講義を行いました。
初めに、日常生活の中で起きやすい事例をもとに、「情報管理危機意識チェック」項目を作成し、初任者にアンケートをとりました。実際に身近で起きた事例をあげながら、情報管理に対する意識がいかに低いかということを認識することができました。
その後、海部学校事務職員研究部会が作成した、個人情報管理に役立つ「お役立ちガイド」を使用し、「情報の持ち出し」「記録写真」「健康管理カード」「家庭訪問・個人懇談」等、場面に応じて、どんな個人情報を扱うのか、危機管理の大事なポイントは何か等、Q&A方式でわかりやすく学習しました。参加者からは「今までは家庭訪問や個人懇談のときに、保護者の前で安易にファイルを見ていたが、他の児童のデータも一緒に持っていることを意識して慎重に扱わなければならないことを再認識した」「自分は絶対に大丈夫と思っていたが、教室でテストの採点をしたり、急な対応で机上に名簿を置きっぱなしにしたりしたこともあった」等の声も聞かれました。
今後も、情報セキュリティ、情報モラルに関する研修を推進し、時代に対応した教育を行うことができるよう支援していきたいと考えます。
(写真上)10/20(水) 第5回 市初任者研修
(写真下)海部地区小中学校事務研究会作成「お役立ちガイド」抜粋