福岡小 2月算数
- 公開日
- 2026/02/04
- 更新日
- 2026/02/04
授業事例
2月2日,福岡小2年算数「分数」第5時の授業を参観し,助言,校内研修で講話をしました。
授業内容は12個や18個の1/2の大きさを理解する内容でした。
同学級は4月当初,児童の発言力が希薄であると担任が心配していました。しかし,グループ学習の意識づけやスキルを段階的に指導し,グループの話し合いの場を大切にしたことで,グループ内はもとより全体交流でも自分の意見を発言する児童が増えました。担任はこれまでの自分の指導に手ごたえを感じています。
今回の授業では,誤概念の事例がありましたので紹介します。
児童はわり算は未修のため,12個の1/2の大きさは,アレイ図をもとにして,図の大きさを1/2(半分)にして何個になるかを考えるようにします。
写真のグループでは,児童が鉛筆で半分にわける考えを説明しています。多くの児童がこのように半分にすることに気付きましたが,1つのグループが2個ずつ○で囲んで考えていました。
これは,前時までのテープを1/2にするとテープが2つに分かれることから,1/2は2つができるから2のまとまりをつくったようです(グループの話し合いでそのような発言あり)。
次の問題として18個の1/2を考えさせたときにも,この児童は2のまとまりをつくってしまいました。誤概念を修正するには,正解を説明するだけではなく,2のまとまりを作ったわけを理解し,何を1/2にするのかを理解させる必要がありました。この児童にアレイ図の用紙を半分に折って考えさせたら,自分の考えを修正していました。テープ図の指導だけでは今回の誤概念は顕在化されなかったと思います。また,2年生にとって,個数と図といった異なる表現を関連づけて考察することは容易でない場合があることに留意する必要があると思いました。