三島小 5年1組 学び合い
- 公開日
- 2020/03/01
- 更新日
- 2020/03/01
授業事例
写真は、2月、岡崎市立三島小学校5年1組の算数「割合を使って」の授業の様子です。この日の学習は、割合の積を考えて、問題を解決する授業でした。
グループ学習では、上段の写真のように、ワークシートに書いたお互いの考え方を比べ合い、よりよい考え方になるよう話し合う姿がありました。また、途中までしかできなかった子に対して、その子がわかるように関係図を用いて説明する姿がありました。
下段の写真は、全体交流の様子です。ホワイトボードがグルーピングされています。すべてのグループの考え(ホワイトボード)を子どもたちが分類整理し、2通りの方法で解決できることを明らかにしました。指示棒をもって説明している子は、それぞれの方法の共通点と相違点を説明している様子です。関係図をつかって、「べつべつに」「いっきに」といった言葉を用いて説明していました。
教師が説明するのではなく、子どもたちがそれぞれの考え方を理解し、説明し合っていました。
5年1組の授業は今回初めて参観しました。グループ学習や全体交流について、すでに子どもたちが学び方を知っており、それを実践していました。子どもが主体的に学び合う姿が見られ、感心しました。
こうした学び合いの授業ができるようになったのには理由があります。
5年1組の子どもたちは、隣の教室(5年2組)の算数の授業を参観し(子どもによる授業参観)、グループ学習や全体交流の進め方を学び、それを自分たちなりに取り入れようと話し合い、実行しました。
学ぶ主体である子ども自身がよりよい授業をつくっていこうとしています。