12月13日 常磐小4年算数
- 公開日
- 2024/12/23
- 更新日
- 2024/12/23
授業事例
2024年12月13日、常磐小学校4年生の算数の授業を参観・助言しました。
この日の授業は「わすれてもだいじょうぶ」でした。3要素2段階の問題を順に戻して考えて解決する学習です。
指導過程には足場づくりのためのグループ学習が位置づけられ、授業前半で図をもとにチーム(グループ)で解き方の見通しを話し合い、その後、個人解決とグループ(チーム)で解法を吟味し、全体で解法の説明をよりよくして理解を深め、適用題で定着を図る流れがなされました。
同学級は今回で2回目の参観でしたが、9月の訪問時とくらべ児童の学習習慣、チーム学習の意識、対話のスキルがずいぶんと向上しており感心しました。前回は、チーム学習では自分の考えを伝えることに意識が奪われがちでしたが、今回は、メンバーの状況を把握した後、まず相手がどう考えたかを聴いてから説明をするという話し合いがなされていました。また、写真のようにメンバー全員が関わり合いながらチームで解き方の手順をまとめる話し合いがなされていました。
授業の終末では、児童から「順に逆向きにして求める」「たし算なら引き算のように逆の計算をしていけばいい」という意見がだされ、学習内容を児童の意見でまとめることができました。