12月10日 福岡小算数
- 公開日
- 2024/12/30
- 更新日
- 2024/12/30
授業事例
2024年12月10日,福岡小4年算数の授業を参観・助言しました。
この日の授業は「わすれてもだいじょうぶ!」でした。指導過程は、問題文の数量関係を確認する→課題の理解→足場づくりのためのチーム学習(グループ学習)と見通しについて全体で共有→個人解決→チーム学習(グループ学習)→全体交流→まとめ→適用問題という流れでした。
足場づくりのためのチーム学習では、写真のように、教師が配布した図を囲んで、メンバーで図の理解と図をもとにどう手順で解決するのかが話し合われました。その話し合いをもとに解決の見通しを全体で共有しました。その効果があり、個人学習では90%程度の児童が正解を導いていました。高い正答率に授業者と参観した先生方は感心していました。これはチームでの関わり合いがうまくできたからだと思います。
同学級の児童は、まず相手がどう考えたのか、理解できているのか聴いて(尋ねて)から説明を始め、説明では「ここまではわかる?」と聴き手の理解状況を確認しながら説明していました。また、聴き側の児童は「どうしてそうなるの?」と質問したり、「わからない」と反応を返したりしていました。こうしたスキルを児童がよく身に付けていました。
同学級の授業は11月にも参観し、今回で2回目でした。1か月間で大いに進歩していました。2月にも同学級の授業を参観しますが、児童たちのさらなる進歩が楽しみです。