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学校日記

2025年1月28日東野小4年算数

公開日
2025/02/02
更新日
2025/02/02

授業事例

 2025年1月28日、東野小4年算数「どれにしようかな」を参観・助言しました。

今回の授業のねらいは、問題文の情報を2次元表に整理し、2次元表を用いて求めたい数量を式を作り求めることでした。

指導過程は、問題文(問題1)からどんな場合(組み合わせ)があるかを捉える→どのような表にしたらいいのか表の枠をグループで話し合う(足場づくりのためのグループ学習)→表をもとに個人で求めたい数量を求める→グループで確認・全体で確認→問題2の表の枠をグループで考える→全体で話し合う→表をもとに個人で求めたい数量を求める→グループや全体で確認、という流れでした。問題2の表の枠を考えることは教科書では扱われておらず挑戦的な指導過程でした。

児童は問題1の表の枠を作ることができ、問題1を解決することができましたが、問題2の表の枠を考えることは難しかったようです。また、問題2の情報を正しく表に整理することも難しかったようです。問題2を解決できたグループが説明すると聴いている児童から「あー、なるほど、そうか」という声が沸き上がり、自分がどこを間違えていたのかに気付いていました。

同学級は今回が3回目の授業参観でした。人の考えを聴く意識がどんどん向上し、対話のスキルをよく発揮しメンバーを巻き込みながら話し合いを進めることができるようになりました。グループ内では安心して自分の考え(たとえ間違っていても)を伝え合い、考えの修正やよい考え方にしていこうという姿がみられました。児童の進歩には目を見張るものがありました。