第1回 例会 (詳細・2)
- 公開日
- 2016/04/27
- 更新日
- 2016/04/27
活動記録
4月23日(土)開催の「第1回例会」の詳細です。
【議 題】
1.会員自己紹介
2.今年度の活動内容提案(長谷川濃里会長)
3.これまでの授業検討について(大西貞憲先生)
4.カリキュラム・マネジメントについて(玉置崇先生)
5.意見交換
6.教育コラムについて
7.今年度の活動予定について
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議題2.今年度の活動内容提案
長谷川会長より、今年度の活動内容について、以下の3点のご提案がありました。
1.授業検討ツールを使った授業検討の改善を進める
2.カリキュラム・マネジメント
3.教育トピック
【1.授業検討ツールを使った授業検討の改善を進める】
当研究会ではこれまでに、我々が開発に協力している「授業検討ツール」と「授業アドバイスツール」を使った「楽しく」「手軽な」授業検討について研究してきました。
そして、これまでのフォーラムで、模擬授業を行い、その後、授業検討をする様子を公開してきました。
このように、これまでの活動を通じて、これらのツールの利便性や効果などをお伝えしてきました。
そして、今後はさらに広く知っていただくために、モニターを募集して、実際に使っていただく機会を作っていきます。
そうした活動の中で、この「授業検討ツール」や「授業アドバイスツール」は、もっと多様な使い方ができるのではないか、我々がこれまで使ってきたような使い方以外にも、有効な使い方があるのではないか、ということについて、もっと研究を進めたいという思いも出てきました。
そこで、今年度は、より多様な使い方の提案ができるように、さまざまなシーンでの活用方法を研究しよう、ということになりました。
会員から、たくさんの事例を集めて、提案の幅を広げていきたいと思います。
会員の皆さんからのアイデアを募集して、年3回程度の研究活動を予定しています。
※このテーマに関連して、《議題3.これまでの授業検討について(大西貞憲先生)》で、これまでの授業検討の流れを再確認しました。
宿題:次回までに、これまでとは違うツールの使い方ができそうだという会員はぜひ立候補をしてください。
【2.カリキュラム・マネジメント】
最近盛んに聞かれる「カリキュラム・マネジメント」について、その定義を再確認し、学校現場でどのように行っていけばよいのか、ということを、具体的な例示をしながら提案していこう、というのが今年度の目標です。
会員の中から、複数の具体例を出してもらい、それぞれグループになって提案ができるように検討していこう、という流れになりました。
「カリキュラム・マネジメント」は、まず、言葉の受け取り方からして、人それぞれなのが現状です。
そこで、定義を共有することから始めました。
しかし、その定義がまたわかりにくい。
これまで言われてきた「学校評価」のシステムとどう違うのか、学習活動のことなのか、教育活動全体のことなのかなど、さまざまな疑問がわいてきました。
現時点では、まだこれらの疑問を明確にするだけの理解は、我々の中でも進んでいないと思います。
今後の研究活動で、少しずつ明らかにしていきたいと考えています。
※このテーマに関連して、《議題4.カリキュラム・マネジメントについて(玉置崇先生)》で、文科省などから出されている定義や考え方の説明をしていただきました。
宿題(管理職限定):次回までに、カリキュラム・マネジメントについて、自分ならこんなテーマに取り組んでみたいという案を出してください。
【3.教育トピック】
教育者たるもの、世の中の動きに敏感でいなければなりません。
とくに教育行政に関わるさまざまな動きには、アンテナを高くしておく必要があります。
しかし、日々の業務に追われて、なかなか新しい情報を得る機会が持てない・・・というのが、多くの教職員の悩みでもあります。
当研究会は、学校管理職が多く参加していますので、とくに立場上知っておいた方がいい情報や行政の動き、また今日的な課題などを「教育トピック」として情報提供します。
年2〜3回程度の実施を予定しています。
宿題:こんな話が聞いてみたいというご要望があれば、ぜひお知らせください。