第2回 例会 (詳細・3)
- 公開日
- 2016/06/27
- 更新日
- 2016/06/27
活動記録
6月19日(日)開催の「第2回例会」の詳細です。
【議 題】
1.自己紹介(前回欠席者)
2.スマートスクール構想について
3.アドバイスツール活用の事例紹介
4.「カリキュラム・マネジメント」のテーマについて
5.テーマ別グループ分け、役割分担
6.教育コラムについて
7.今後の予定
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議題3.アドバイスツール活用の事例紹介
当研究会会員の神戸和敏先生は、「授業と学び研究所」のフェローとして、各地の小中学校でアドバイスツールを活用して学校支援をしておられます。
研究会員の中でも、実際に使用したことがある人はそれほど多くないため、具体的な活用方法について、神戸先生からご紹介いただきました。
●活用例
・授業者に対してのアドバイス
・研究協議などで、みんなで授業検討
・授業者自身が自分の授業を振り返る
・他の教師から、子どもへの技術指導法を聞き、学ぶ
●使い方
・教室前方に親機を設置して、教室全体を撮影している(子どもたちの表情が見えるように)
・1時間すべてを撮影する
・複数の教室を回る場合は10分程度ずつ撮影する
・ポイントになる場面のみ撮影する(動画も静止画も撮影可能)
●さらに活用する
管理職の皆さんは、こんな思いを持っていませんか?
・若手教師が増加している→授業力の向上を狙いたい
・講師さんには研修の機会がない→力量向上の機会を作りたい
・子どもの願いをかなえる授業づくりをしたい→子どもの表情がポイント
・ベテラン教師のノウハウを後輩教師に伝えたい
・学校からの情報発信を毎日続けたい→ホームページのネタがほしい
そうした思いに応えられるのが「アドバイスツール」です!
・動画を使った授業アドバイスが簡単にできる
・良い場面を静止画にして、ホームページにアップし、保護者や教員間で共有する
・静止画を使って、プレゼン資料を作成し、研究協議で活用する
●こんな使い方ができそう
会員からは、次のようなアイデアが出されました。
・子どもに撮らせる→学習記録として役立てられそう
・保護者に撮ってもらう→視点の違いが明確になりそう
・研究授業のときに、グループで持ってもらう→グループごとに観点が違えば、たくさんの観点を知ることができる
・幼稚園と小学校の連携に使えそう→進学時の申し送りなどで活用すればイメージを持ちやすい
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神戸先生のお話を受けて、モニター希望者が殺到し、会員の学校でもモニター使用が始まりました。
今後、さまざまな活用例が出てくると思うと、楽しみですね。
活用報告などは、会員MLなどで順次お知らせしていきます。