6月 卒論のテーマを決める
- 公開日
- 2019/07/20
- 更新日
- 2019/07/20
ゼミ関係2019年度
6月のゼミでは、卒業論文のテーマについて意見交流をしました。
ゼミ生4名は、近隣の小学校に出向いて授業補助をしており、その中で、問題意識をもつことができました。どのようなことに問題意識をもつことができたのか意見交流をしました。
ゼミ生のAさんは、特別支援学級の子どもに算数を教えてみて、指示をした際に、効果あることと効果がみられない場合があることから、指導をしている子どもの数概念がどの程度身に付いているのか問題意識をもちました。そして、Aさんは、「特別支援学級の子どもに対する数概念の実態とその指導法」について研究をしたいと考えました。
ゼミ生のBさんは、自分が算数が苦手だったこともあり、算数における子どものつまずきがどのようなものか、つまずきをどのように指導したらいいか問題意識をもっていました。小学校で算数の授業補助をする中で、子どもが苦手にしている分数について、どのようなつまずきがあり、そのつまずきは何が原因なのか、どのように指導したらいいのかを研究したいと考えました。
ゼミ生のCさんは、授業補助をしながら、子どもに対して効果的な声掛けや支援の仕方について問題意識をもちました。そこで、抽出児童を選び、その子の行動の特性を継続的にとらえ、どのような声掛けや支援をしたら効果がみられたかを分析することにしました。
ゼミ生のDさんは、体育の授業を補助した際に、器械運動がうまくできない子どもにはどのような指導をしたら、意欲的に取り組んでくれるのか問題意識をもちました。そこで、器械運動がうまくできない子どもに多く見られる傾向をVTRなどを使って分析し、指導のポイントを研究したいと考えました。
今回のゼミで、研究テーマがかたまり、主題設定の理由を書き始めました。
今後、7月中旬までにプロットをまとめ、実践・検証計画をたてていきます。鈴木ゼミがんばっています!