鈴木ゼミ卒論中間のまとめ その1
- 公開日
- 2020/10/14
- 更新日
- 2020/10/14
ゼミ関係2019年度
鈴木ゼミ4年生は、卒業研究について、9月時点までの研究成果を紙面にまとめました。ゼミ活動の中で、中間の発表会を行いました。中間のまとめの状況をお知らせします。
<Mさん(写真左)の中間のまとめの概要>
◇テーマ
「算数における相互作用を生むペア対話の分析〜「相補型」と「併存型」に着目して〜」
◇概要
ペア対話において、対話による相互作用に着目し、二人とも理解深化が図られる対話がにはどのような条件があるのかを研究しました。清水(2007)の研究や、協調学習における先行研究(遠山・白水(2017)をふまえ、5例のペア学習のプロトコル分析を行い、対話のパターンに着目し、どのような発話が理解深化を図るのか事例検討を行いました。
<Nさん(写真右)の中間のまとめの概要>
◇テーマ
「「前転」におけるつまずきの実態と検討〜6年「前転」の分析を通して〜
◇概要
6年生3学級(77名)の前転の状況を分析(VTR)し、前転のつまずきにかかわる先行研究(松本・斎藤(2017)、峰岸(2018))と照らしあらせて、つまずきの実際と、つまずき相互の関連を統計的に分析しました。その結果、「膝が曲がる」つまずきが多くみられ、膝を伸ばすための指導方法について検討を行いました。