0610 博物館見学会4
- 公開日
- 2023/06/11
- 更新日
- 2023/06/11
お知らせ
写真が1度に3枚しかアップできないので、回数が多くなりご迷惑をおかけします。
最後に思いで資料室を見学させてもらいました。
入口には、湯川秀樹の書があります。湯川秀樹博士は、日本で最初にノーベル物理学賞を受賞した研究者。昭和24年に授賞し、戦後ニッポンに大きな希望を与えた人です。
当時の井田村長が東京に行くたびに、地理的条件、教育環境の悪さから、何とか、離島の良い子達が博士のような立派な科学者になれるよう、勉強の道しるべとなる書を書いてほしいと懇願し、昭和29年に全国で最初に、仙法志中(同時に鬼脇中)に直筆の額が贈られたものです。
書の「君子学則愛人」(右から左に読みます)は「君子学べばすなわち人を愛し」は、「礼楽を学ぶことによって人を愛するようになる」という意味の古典の言葉。この書は、全国に湯川博士は贈っていますが、昭和29年という早い時期は仙法志中だけでした。廊下に飾られていたそうです。
また、2014年にスウェーデン出身で元東京交響楽団の主席チェロ奏者、ベアンデ・ボーマンさんが演奏会をした写真もありました。(写真に利中の先生になっている生徒が…)
保小中合同運動会の団結旗も飾られていました。名前を見ると、現在の利中生の名前もあります。保育所時代だったのでしょうか?見ているだけで胸がいっぱいになりました。
最後にボランティア活動として、資料室の掃除とアルバムの写真の整理を手伝いました。
7年ぶりに見ることが出来た博物館見学会 兼 仙中見学会。利尻町の歴史、学校の歴史を再発見できるものですのでおすすめです。
また企画されたときには、ぜひ町民の方、来て下さい。