0629 3年生道徳「年中行事について考えよう」
- 公開日
- 2023/06/29
- 更新日
- 2023/06/29
お知らせ
同じ4時間目、3年生も道徳でした。今日の読み物は「花火と灯籠流し」。課題は「年中行事について考えよう」です。
花火と聞いて、生徒は「きれい、高い、危険、大変、職人、音が良い、色がロマンティック、壮大、技術、青春」と答えました。
(質問1)「花火」や「灯籠流し」には、どのような“いわれ”があったのだろう?→亡くなった人への弔い(とむらい)、疫病退散、割り切れない想いを割り切る
生徒達は目の前のタブレットに自分の意見を入力しました。今回、また新たにICTを活用し、主体的対話的に学べる道徳授業に進化していました。方法は以下の通り。(1)Teamsで各生徒に同じPower Pointをノート代わりに配布。(2)学年の人数分、同じスライドになっており、生徒は共同編集でファイルを開き、自分のスライドページに意見を入力。(3)先生は生徒が入力した各スライドを確認し、各自に当てて想いを引き出し、まわりの人はそれを聞きながら入力。 なかなか高度な技ですが、意見をしっかり考えて書く3年生ならではの方法です。
(質問2)灯籠を流すという儀式に参加することで、人々は悲しみや苦しみの気持ちを新たにしてきた。(どういうことか)
→嫌なことを思い出す?、悲しい・苦しいことからその人の分も頑張ろう、ため込んだ想いを出す流す、改めて思い出す、気持ちを切り替えよう。
(質問3)日本人が生活の中で様々な年中行事を大切にしてきたのはどうして?
→意味を知らなくてもやろうとする性格だから、受け継がなければいけない、それなりの意味があったから、信仰心、心の健康を維持するため
隣の2年生の道徳「郷土のためにできることを考えよう」ともつながり、日本人として、地域住民の一人として「人々の想いを受け継ぐ大切な心」を、大事にしていきたいなと感じました。
8月にはお盆を迎えます。自分の家族、地域を作ってきてくれた人々への感謝の心を忘れないようにしましょう。