学校日記

0919 避難訓練・防災教室(文修正)

公開日
2023/09/21
更新日
2023/09/21

お知らせ

 遅いアップになってしまいました。

 今日は、地震津波避難訓練と防災教室を実施しました。

 雨が降ったりやんだりで避難場所を検討しましたが、避難したらやはり雨が降ってきました。
 消防の方からは、過去の地震の記憶は忘れられてしまう。調べたら分かるが、調べるだけでなく行動にしてほしいと述べておられました。

 体育館では、役場防災情報室の方々からお話しいただきました。

 東日本大震災の時は、亡くなった方や行方不明の方もいるが、避難生活の中で亡くなった方もいる。 そのためにTKBを整えることが必要。
 Tはトイレ。集団で使うから大事。使わないと体調を壊してしまう。
 Kはキッチン。物流が途絶えるので、品物が入ってこない。支援物資は同じモノが多い。飽きてしまう。暖かい食事を準備することが必要。
 Bはベッド。睡眠は大事。プライバシーが無く慣れない場所では寝られない、ストレスがたまる。誇りがある汚いところで寝られない。寝られないと元気にならないし、体が硬くなる。

 これに、Wが大事。適切な温度はひとぞれぞれ。低体温症にならないようにゆたんぽ、毛布、寝袋などが必要だそうです。

 また、30年前の北海道南西沖地震では、奥尻から利尻までは5分で津波が到着したそうです。島の地形上、低い地域には津波が回り高波となるそうです。

 最後に、避難所で助け合う、健康被害を無くす。訓練で出来ないことは本番でも出来ない。
 被害を少なくする(減災)のためには、日頃の備えが大事。家でお年寄りの方がいる場合は、緊急避難袋に、常備薬とお薬手帳もいれておくこと。避難所で必要な薬の情報が適格に分かるので便利だそうです。常備薬も大目にお医者さんに頼んで、服薬期限が切れないようループさせて袋に入れるといいそうです。

 たくさんのことを学びました。ありがとうございました。

 利尻中でも、今日学んだことを活かして、緊急時の連絡、分担、周知、避難方法を見直します。