トップバッターは、1年生の劇「幕が上がるまで」でした。

　脚本は、担任の先生と生徒の合作。学校祭の出し物を考え、試行錯誤する学級の様子が描かれています。
　登場人物も、男子役を演じた女子がいましたが、それ以外はほぼ本人のキャラクターが忠実に描かれていて、台詞がたくさんありました。

　自分たちがやりたい発表を紹介するシーンで、歌やダンス、お笑い芸人も登場するなど盛りだくさんの内容となりました。でもそれ以上に、本人達の想いが葛藤する3人連続のシーンでは、精一杯の熱演を見せ、観ている人たちは度肝を抜かれていました。
　
　どんどん白熱した演技の中、台詞が飛ぶことがありつつも流れはよく進んでいました。でも最後の最後で、ちょっと収まりが悪くなったのは少し残念でした。来年度はその教訓を活かして、また再チャレンジしてほしいと思います。

　初めての利中祭で、潜在能力の高さを見せつけた1年生発表でした。