1215 掲示物をみて考える(文追加)
- 公開日
- 2023/12/16
- 更新日
- 2023/12/20
お知らせ
今日は、校内の掲示物について、少し考えていることをのせます。
4月から校内の掲示にこだわって作業してきました。その理由は、利尻中という素晴らしい校舎が、生徒達だけでなく先生方にとって、学びの場所、くつろげる場所、挑戦したり力を発揮する場所、となってほしいからです。
例を挙げると、たくさんの思いがこもった「◯◯通信」を目立つところに貼る、トロフィーボックスの賞状やパネルを時系列に並べる、部活動のスローガンは3年生が引退しても体育館に残す、北海道地図をはるだけでなく、管内の中学校名、先生の出身地、修学旅行や全道中体連の滞在地を加えたり、歴代卒業生の卒業写真を飾る、などしてきました。
それらを通して、生徒達が少しでも学んだり、気付いたり、話のタネになればいいと思ったからです。(職員室もブラインドが開いて、中が見えるようになりましたね)
そうしたところ、他の先生方や生徒達の思いが少しずつ増えていきました。生徒会スローガンの掲示が充実し、運動会・学校祭の取組が掲示され、体育の通信や美術科の作品が貼られ、B組の学習の様子、保健室の前のだじゃれ昆虫図鑑も登場、2年生の「利中生お絵かきですよ」が大好評になり、玄関の受付にマスコットの登場、クリスマスツリーや飾り、次の目標へのカウントダウン表示など、学習作品、取組の軌跡だけでなく、癒やしやお楽しみ掲示がどんどん増えていきました。(見てるだけでホッとします)
思えば、放送委員会の清掃放送、給食放送も、生徒達が心地よく掃除したり、給食をほっこりした気持ちで食べるために、大きな力を発揮しています。 また、図書スペースも、図書館支援員の佐藤さんが、本に興味を持ってもらうために、本の一言コメントや季節の飾り付けをしてくださり、毎朝、全校で読書に親しむことが出来ています。
最近「学校風土の見える化」という言葉があります。「学校の持つ全体の雰囲気を分析し、よりよくしよう」ということです。
4つの側面があり、学習環境や生徒と教職員の関係、生徒同士の関係、学校の規律・安心安全、これらを分析し改善すると、生徒の学力向上、いじめの予防、教職員のメンタルヘルスの安定などがはかられるようです。
一言で言うと、生徒も教職員も「うちの学校いいなぁ」と思える学校にすると、みんなが幸せに学校生活をおくれるのです。
利尻中の生徒も教職員も、よく学び、挑戦し、安心安全に過ごせる場であってほしいと願っています。利中の風土がよくなるために「こんなのがあればいいなあ」を募集中です。アイデアがある人は、先生方に伝えるか、委員会活動で提案してみてください。
地域の方もぜひ利尻中を見に来て、掲示物や学習の様子をご覧下さい。
(個人的には、トロフィーボックスの上、あのスペースに飾れるよいものがないか探しています)