学校日記

0130 スキーができる幸せ

公開日
2024/01/30
更新日
2024/01/30

お知らせ

 本日は、3年生のスキー授業2回目。先週の臨休により2回分の授業が中止になり、予備日の今日で最終回となりました。

 体育のS先生は、函館出身で、小中学校でスキー授業を受けた経験がないのですが、この冬休み、道内のスキー研修に参加し、指導方法を習得。(函館、苫小牧、帯広、釧路はスケートなんです。) 利中のスキー授業は、町スキー協会の協力とコーディネーターT先生の3人体制の指導+養護教諭の引率で行っています。

 ウインタースポーツの話をすると、ここ数年、スキー人口が減少の一途。スキーやスノーボードは、80年から90年代に急増。(「私をスキーに連れてって」という映画もありました)バブル崩壊のあと、お金も時間もかかることから敬遠され、多くのスキー場が閉鎖。外国人旅行者で回復しつつも、コロナ渦と物価上昇で追い打ちをかけるように減っています。

 小中学校のスキー授業も、このためだけに道具をそろえるのが大変らしく、学校PTAでスキー用具のリサイクルバザーを行ったり、札幌ではレンタルスキーが大人気。中には、スキー授業をやらない学校も増えています。(稚内市も中学校は全てカーリングです)

 そんな中、利尻島ではまだ3つのスキー場が営業中。小中学校で、基本的なスキー技術を学べること、ご家庭で練習に連れて行ってもらえることに本当に感謝です。

 大雪は嫌ですが、普段は雪に親しむ、冬をを楽しむことができる利尻島民です。スキー検定を取るまでやらなくても、ぜひウインタースポーツを楽しんでいてほしいと思います。

 来週は2年生がスキー授業に行きます。