0229 2年学活「社会人講話」
- 公開日
- 2024/03/01
- 更新日
- 2024/03/01
お知らせ
昨日、2年学活では、社会人講話を実施しました。担当の先生のリポートから紹介します。
2月29日(木)5時間目 社会人講話「今の職業と進路選択」が行われました。
この授業のめあては、講師の進路選択を聞くことで、自分の進路選択について考える機会すること、そして、これから自分が進もうとしている進路について深く考えるきっかけとすることでした。
講師の方は利尻島で活躍されている漁師のスペシャリスト。また、漁業の仲間をまとめるリーダー的な役割を果たされている方でもあります。
中学校の頃に考えていた進路、どのような道筋で今の仕事に就いたのかなどを語ってもらいました。
「漁師になろう!」と明確には決まってなかったけど、紆余曲折あり、いろいろな経験や出会いを経て今の仕事に仕事に就くようになったようです。
講師の方から2年生へ伝えられたメッセージです。
「これから、進路選択で迷うことがあるかもしれない。人生で壁にぶち当たることもあるでしょう。自分が決めた目標に向けて、壁を乗り越えていくだけが正しい道ではない。壁をこえるための努力を重ねて、自分の道を貫くのも自分の選択。壁から逃げたり、少し休んだり、道を変更することも自分の選択。そこから広がる道もある。どんな選択を行っても、間違いではない。どんな嫌なことや一見意味がなさそうな経験も、自分の糧につながる。人生の節目で行った自分の選択やそれにともなう結果に責任を持ち、受け入れて生きてほしい。」
以下は、2年生の感想です。
・人生で経験したことは必ず役に立つという考えが印象に残りました。自分の夢を決めつけず、自分の経験を大事にしてやりたいと思う自分の意志を大事にしていきたいと思います。
・何の職業をしたいとか、まだ決まっていなくて心の中では焦っていました。でも講師の話を聞き、ゆっくり生きていく中でやりたいことをみつけること、そしてそのときには努力を惜しまないことを学びました。
・漁師になるまでの道が、まったく関係のないことではなく今につながっているエピソードが印象的でした。私はやりたいことが見つかっていないのですが、「自分の夢を見つけること」を目標に進路選択をしていきたいと思います。
・どんな失敗や挫折も、その後の人生のために必要っていうのが印象的だったし、大切にしていこうと思いました。
・進路を選ぶのも仕事を選ぶのも自分自身。逃げるのも乗り越えるのも自分なので自分の選択を信じて生きていこうと思いました。今年は受験生なので後悔がないように自分の進路を選びます。
・2年後半から進路について考えることが多くて、迷ったり嫌になることもあったけど、今回の話を聞いてもう一度考え直してみようかなと思った。少しだけ大人になることが楽しみになった。
終始、「2年生のみんな、今の自分を大切にしてほしい。大丈夫だよ。自分を信じて。」という眼差しで語られました。2年生の真剣な眼差しで聞いていました。講話後は、「講師の方から直接話が聞けて良かった」という余韻につつまれていました。
講師の方、貴重なお話しと2年生への応援、本当にありがとうございました。