学校日記

0605 校内研修(2回目)

公開日
2023/06/05
更新日
2023/06/05

お知らせ

 今日は、第2回校内研修のため、部活はお休みでした。
 内容は(1)個人研究テーマの策定(2)授業交流週間(3)ICT研修の3本立て。今年の取り組みについて提案がありました。中身は以下の通り。

(1)個人研究テーマは、専門が違う先生方11名で、テーマを決め研究を進める。
(2)授業交流週間は、分野別(国・英・社/数・理など)でグループを組み、授業を見に行って交流する。(授業を見に来る先生が増えます。生徒のみなさん、驚かないで下さい)

(3)ICTを活用した授業交流の発表がありました。要点をまとめました。

<体育>体操など、iPadで上手な例や課題が見えるよう撮って見せている。練習を繰り返しやることも大事だが、見せることで理解を深め、生徒を支えることも大事。体育祭のバトンパスを教えるときには、オリンピックの日本選手のリレーを見せ、視覚的に理解させた。(体育祭のリレーで、下側から渡して握らせるアンダーパスが多かったのはこの理由。生徒はどんどんうまくなりました)

<音楽>Skypeで本物の指導者とつないだり、コロナによる臨時休校でのオンライン英語授業など、いろいろ教わることがあった。打ち合わせは、中学生に教えたことがある先生、無い先生で異なる。でも、本物の指導者に教えてもらうことでとても効果があった。昨年からICT通信を出している。ICTはあくまで手段として使い、つないで紹介した後で「活かすこと」を次のテーマとして考えている。(生徒の学びをよく考えているから言える指摘です)

<道徳>生徒提示用のPCと自分が黒板に書く資料タブレットを使い分けている。生徒のノートをスキャンし、iPadで書き込み生徒に見せた方が、ポイントを視覚的に示せる。また、生徒の意見を出させるときは、発表させるより書き込ませる方が良い場合もある。Google Formで匿名でも書き込めるモノ、Excelの共同編集の様にお互いに書き込んでいくモノをうまく使い分けることが必要。(意見表明には匿名性も大事との指摘に、先生方もうなづいていました)

<美術>作品を写真に撮りTeamsのチャンネルで提出していた。その機能を活かし学級の作品交流をしている。One Noteは大きな模造紙のようなアプリで、キャプチャーした画像の貼り付け、文字入力や音声認識での記入もできる。Kahootはクイズ作成できるアプリで、誰が一番早いかなど競い、単元の終わりなど活用できる。(実際にやってみましたが、とても盛り上がりました)

 4人の発表を通して「すごい、おもしろい」と先生方に笑顔が見られました。教職員全体でのICTを活用した指導力はまだまだ発展途上ですが、”一緒にやってみて、楽しんで、自分で挑戦して、失敗して“、そんなことを繰り返し、使えるようになっていきます。

「失敗してもいい、わからない時はきいてもいい」という心理的安定性を、生徒達だけでなく、普段忙しい先生方にも大切にしていきたいと感じました。なかなかよい校内研修でした。