学校日記

0721 1年調理実習「野菜サラダ」&栄養指導

公開日
2023/07/21
更新日
2023/07/21

お知らせ

 昨日、食に関する指導を学んだばかりですが、本日、1年生は家庭科の調理実習がありました。メニューは「野菜サラダ」です。

 今回も、町の保健課栄養士の先生をお呼びしての栄養指導と、調理実習の助っ人として、「食生活改善協議会」から3名お越しいただきました。(2名は生徒のお祖母ちゃんでした)

 今日学ぶことは「1.野菜を食べると良いこと、2.野菜の必要な量 3.野菜の調理法」の3つ。

 「1.食べると良いこと」は、(1)カロリーが低いこと(2)塩分を尿に出し高血圧の予防になる(3)ビタミンで血管を修復するので動脈硬化の予防(4)代謝を上げアンチエイジング(若返る)(5)1日に必要な食物繊維の6割が野菜で取れ、良いお通じ、糖の吸収を抑える、腹持ちが良くなる、おでぶ脳をやせ脳にする効果がある」など、たくさんの効果を学びました。 

 「おでぶ脳」とは、栄養士の方が考えた言葉で、満腹に感じるホルモン「レシチン」が効きづらい状態のことで、満腹感が出にくいのでどんどん食べて肥満になる。
 逆にレプチンがよく出て満腹をしっかり感じる「やせ脳」にするには、「食物繊維」が大腸で消化する際に出る「短鎖脂肪酸(たんさしぼうさん)」というのが、いいそうです。(最近有名になった言葉で、綾瀬はるかさんが数ヶ月前のCMで「いいものみつけたんさ〜!朝はたんさ〜!」と歌っていたそうです)
 
 「2.1日に必要な野菜の量」は350g。写真2枚目の野菜は1つが50gなので、この野菜を1日7つ選んで食べるといいそうです。

 「3.野菜の調理法」で、協議会のお祖母ちゃん方と実習を始めました。まな板や包丁を洗って準備、そして野菜の芯やヘタを取って、キャベツ、胡瓜、トマトを切り始めました。
 ここで、お祖母ちゃん方から、キャベツの千切りにするコツを伝授!(1)キャベツを切るときは、葉っぱを丸めると小さくまとまって安定し、切りやすくなるよ!(2)切るときは、指をケガしないよう「ネコの手」にして、包丁を当てて切るとケガしないよ! 
 さすがです。最初は、キャベツの十切りぐらい大きかったのが、だんだんと細く切ることができました。

 最後はオリーブオイルと塩と酢で手作りドレッシングを作りました。(少し酸っぱかったようです)でも、生徒達は口々に美味しかったと感想を述べていました。

 生徒達も昨日、今日の栄養指導を受けて、野菜を調理して美味しく食べて、健康に過ごせるコツを身につけてほしいと願っています。
 栄養士のみなさん、協議会のみなさん、ご協力ありがとうございました。