今日は午前から、劇団四季「こころの劇場」利尻公演がありました。利尻で実施されるのは令和元年以来なので実に4年ぶりになります。

　こころの劇場は、芸術文化に触れる機会が少ない地域の子どもたちへと、劇団四季が展開している巡回劇場のこと。宗谷管内では利尻町のみ、利尻両町と礼文町の児童生徒を招待して実施されています。

　演劇名は「人間になりたがった猫」。人間にあこがれを持った猫が、魔法使いに２日間だけ人間になることを許された猫が、人間の世界で欲や傲慢さの中でつらく苦しいことを経験しながらも、人を助け、人を愛することを通して、仲間と助け合うことを学び、人間に生まれ変わるお話です。

　出演している俳優さんは、劇団四季の若手俳優と元主役級俳優の方々。全国を巡業しています。演技や歌も大変素晴らしかったです。児童生徒達も、メイン曲が終わるたびに拍手をし、笑うところでは笑い、フィナーレでは手拍子、カーテンコールも４回もしてくれて、大変盛り上がりました。

　以前は俳優さんの見送りがありましたが、今回はは残念ながらありませんでした。でも４年ぶりの開催に大満足でした。午後は、礼文町の児童生徒が来島し公演するそうです。

　劇団四季の皆様、そして支えてくださった利尻町役場の皆様、本当にありがとうございました。