学校日記

0928 1年給食センター見学

公開日
2023/09/28
更新日
2023/09/28

お知らせ

 本日、1年生は鬼脇にある「利尻郡内学校給食センター」を見学しました。担任の先生のレポートでお伝えします。 

 給食センターの見学では、昆布と煮干しの出汁を最初に飲ませていただきました。すごくいい香りで、これから味噌汁ができるんだと聞いて、今日の給食を早く食べたいなと思いました。
 その後2班に分かれて、説明を聞きました。いかに給食センターの方々が食中毒を起こさないように衛生に気をつけているのか、色分けしたエプロンをつけたり、 動きを手順や動きを考えたりして、調理を行っているんだという話を聞きました。
 また、中学生一人ひとりにちゃんと栄養がとれるように、ご飯や食材の重さを一人あたり何グラムと設定して、食材をきちんと測っているのに驚きました。
 
 生徒からの質問では、「なんで酢の物が出るんですか」というものがありました。給食には栄養をつけてもらう役割と、味覚を育てる役割があるんだということを聞きました。まだまだ中学生は酸っぱさの味を覚えてないので、その味覚を育てるために酢の物を作っているんだと説明されました。
 また、「なんでデザートは少ないんですか」という質問に対して、「それは家でケーキが毎日出ないのと同じで、ご褒美なんですよ。だからたまに出すんですよ」という話を聞きました。

 また所長さんからは、給食でいくら一人当たりお金がかかっているのか、食材のお金がいくらなのか、センターの人の人件費を含めたらいくらかかるのか、みたいな話まで聞けて、驚くことが連続でした。食材の余りで白飯がとても多いので困っているという話を聞きました。


 今日の給食で、厚揚げ味噌汁、鮭のガーリックチーズ焼き、白飯、じゃがいもそぼろ煮が出ましたが、生徒たちはいつもよりたくさん食べていました。ある女子生徒は「今日は完食しました。今日の見学があったので美味しかったです。」と言ってくれたので、今日の見学の成果があったんじゃないのかなと思いました。


 給食センターの栄養士教諭の先生、所長さん、いい学びをありがとうございました。