学校日記

1025 考えて悩んで学ぶ授業

公開日
2023/10/25
更新日
2023/10/25

お知らせ

 3年生の数学の授業を見に行きました。

 やっていたのは「三角形の合同条件」を使った証明問題で、
 課題は「次の図形には、相似な図形はいくつあるか」でした。

 直角三角形の中に、頂点から底辺に直角の線を引くと、2つの直角三角形が出来る。その2つの三角形と、元々の三角形が、相似関係にあることを証明するものです。

 対応する2つの三角形と等しい関係を導いて、相似条件を満たせば、相似であることが証明できます。

 3年生は、一生懸命対応する角度を見つけ、「これが◯◯だから、これ=これ」というように、文章表現で、相似関係を必死に証明していきます。

 先生は分かっている人に黒板に書かせ、三角形の1つの角度が直角(90度)なら、残りの2つの角度は「合わせて90度」、片方は「90度−1つの角度」。なので、この角度とこの角度は対応して、同じ角度という様に説明しきました。

 それでも理解できていない生徒のために、言葉を言い換えたり、対応する角度に同じ色のマグネットを置いて、視覚的に分かりやすいように示しました。

 そのたびに、「あ〜〜〜〜っ!」「う〜〜〜ん!」という頭を使って悩み、理解しようとする声が響きました。

 3年生のみなさん、分かったことは脳の成長にもいいそうです。いい学びになっています。決して授業のままで終わらせず、家でもう1度復習してぜひできるようになってください。