学校日記

1108 2年数学「教えてもらい自ら学ぶ」

公開日
2023/11/08
更新日
2023/11/08

お知らせ

 1年英語と同じ時間で、2年生は数学でした。
 テーマは「予想が正しいか説明しよう」です。

 三角形と四角形、それぞれ内角の和が「180°、360°」になるのは既に学んでいます。そこから、「外角の和は、三角形と四角形ではどちらが大きいか」が今日の問題。

 予想では「「同じ」が圧倒的でしたが、「それが正しいことを説明する」のが今日の学び。

 担当のO先生は、それぞれの角から外にのびる直線を追加し、外角の和をどのように計算するかを生徒達に考えさせ、発表させました。

 生徒が導いた求め方は、「それぞれ内角と外角を合わせると180°で直線になる。三角形なので角は3つあるなので180°の3倍。そこから、三角形の内角の和(180°)を引くと、外角の和が導き出せる」と考えました。確かめると答えは、360°でした。

 同様の方法で、四角形の外角の和も調べました。やはり360°で同じでした。

 ここから、五角形、六角形、七角形と生徒で分担し、ノートに計算しました。2年生は作業に取りかかると、とても速くて丁寧です。
 やはり、五角形でも、六角形でも、七角形でも、外角の和はやはり360°でした。

 O先生は、「n角形」として、どんな多角形でも、計算すると同じ方法になることを説明してくれました。全員が納得したところで、応用問題に取りくみました。

 先生から一方的に知識として教え、生徒は覚えるだけの方法、でもよいのかも知れません。でも、このように予想してみたことを確かめてみて、その結果をから法則を理解した方が、頭に生きた知識として残り、応用問題にも活かすことができます。

 先生のよい授業と生徒達のいい学び、進行中です。