1118 子ども文化の集い(文追加)
- 公開日
- 2023/11/19
- 更新日
- 2023/11/28
お知らせ
今日の利尻は、明け方から暴風と波浪警報が出て、強い風が吹いていました。
今日は9時から、どんとにて「利尻町子ども文化の集い」を実施しました。
練習時間があまり取れませんでしたが、しっかり目的意識を持って、いい発表を見せようと声をかけ、始まる前もいい笑顔が見られました。
強風により、観客も少ないかと心配していましたが、保護者を始め地域の人がたくさん見に来てくれ、利中生も気合いが入りました。
発表はトップバッター。Aくんの太鼓で太鼓が始まり、3年生3人のリーダーが先導し、引き締まった太鼓の波が会場に響きわたり、最後のキメが決まりました。
演舞の出番、「セイヤァ〜」の声が響いて、のびのびと踊り始めました。隣や近くに仲間がいることで安心して踊れる、一生懸命踊る、そんな姿が見えました。
思春期を迎える中学生にとって、人前での発表は嫌に思う時期です。でも、しっかりと目的意識を持って、その頑張りに価値を見いだすと、こんなにもイキイキとがんばれる利中生の姿に、涙が出そうになりました。
太鼓が前、踊りが後ろという学校祭とは逆の配置のため、音が聞こえなくなり少しずれる場面もありましたが、互いに修正して最後はしっかり決まりました。大きな拍手をもらうことができました。
観客席に戻ってきて、自分たちが応援してもらった分、小学生の発表も楽しみに見ることができました。自分たちもやっていた踊りを懐かしく思い、また一生懸命発表する姿に手拍子で盛り上げる姿、とても温かい応援が会場に響きました。
小学生の発表もとてもすばらしく、少人数や個人で堂々と司会をして呼びかけ,イキイキと発表する勇ましさ、1年〜6年まで力を合わせて1つの発表を創り上げるすばらしさを観て、中学生も思わず大きな拍手を送りました。
休憩時間中に着替えと全体合唱の声出しをしました。ここでもいい助け合いが。音楽のT先生が裏方担当のため、代打のU先生が急遽声出しを担当。生徒達の気持ちを盛り上げ、スマホで伴奏音源を探して外部スピーカーで流し、みんなで歌うことができました。
最後に全体での「ふるさと」合唱。昨年は、会場で立ち上がってそれぞれ歌う形でしたが、コロナも収まったことから、ステージに児童生徒が上がり歌う形に戻しました。
利尻町小中3校の児童生徒のふるさと合宿は、歌詞もさることながら、この集いが無事に発表できたこと、今後、大人になったとき、利尻を離れたときに、この曲を聴いたとき、歌った思い出がよみがえればいいなと思いました。
最後に生徒会長のYさんが挨拶。一生懸命に発表したこと,観客からたくさんの応援があったことに感謝を述べました。発表した児童生徒全員を代表する立派な挨拶でした。
小中学校で互いに協力し合い、いい集いになりました。ご支援・ご協力いただいた全ての皆様に感謝いたします。ありがとうございました。