学校日記

0226 全校合唱「笑顔のふるさと」誕生秘話

公開日
2024/02/26
更新日
2024/02/26

お知らせ

 来週から卒業式に向けた動きが本格的に始まります。
 今日は、卒業式の最後を飾る全校合唱「笑顔のふるさと」の誕生秘話を、音楽科の先生レポートでお伝えします。

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 全校合唱「笑顔のふるさと」。令和4年度の全校生徒が歌詞を考えました。
 テーマは「感謝」「利尻の良い所」。生徒たちは利尻の良いところを以下のようにあげています。

「どこからも見渡せる利尻富士、青い空と美しい海、夜に輝く美しい星空」「四季折々で美しい自然。観光スポットがたくさんある。魚釣りやスキーを楽しめる。」「みんな仲良し。挨拶をしてくれる。島の人たちは笑顔でいっぱい」「島を離れても、いつでも帰ってきたいと思える」「心落ち着くふるさと」「世界一の家族。」「自然に感謝。家族に感謝。みんなにありがとう。」

 繰り返されるサビの部分は、今年の3年生の生徒によるものです。
「人生は出会いと別れの分かれ道」「ありがとうの花」

 作詞に合わせ、昨年度2年生に歌ってもらい、録音したものをメロディーに変えて、曲をつけていきました。作詞作曲がおおよそできた段階で、全校生徒が集まり「笑顔のふるさと」の題名を選びました。この時点では2番のみ。斉唱でした。

 さらに、ちょうど昨年の今頃、3年生に「卒業」をテーマとした心境や思いを語ってもらいました。
「不安とうれしい気持ちが入り混じっている」「中学校3年間の思い出を大切にしたい」「新しい学校で自分の良さを出して頑張りたい」
卒業生の思いを1番の歌詞として追加し、3部合唱へ編曲しました。

 1番の歌詞には、在校生による卒業生への門出を祝う応援、卒業生の晴れやかな気持ちが込められています。全校生徒で歌声の重なりを意識するとともに、全校生徒が作る最高の作品になりました。

「笑顔のふるさと」は生徒の言葉や思いを形にした曲。そして、校訓「愛郷立志」や学校目標「ふるさとを愛し 未来を担う生徒の育成」にもつながっています。
 
 利尻の自然や思い出の校舎など、歌詞から連想される景色は、美術科の作品として絵で表現され、校舎に飾られています。ぜひ、在校生合唱を楽しみにしてください。

 ※合唱データ(MP3)は、「卒業式のページ」に載せましたので、興味のある方はお聞きください。