0220 進路学習〜大学での学び〜
- 公開日
- 2024/02/21
- 更新日
- 2024/02/21
お知らせ
昨日、2年生で進路学習を行いました。担当の先生のレポートでお伝えします。
2月20日(金)3時間目、2年生の総合「進路学習」では、「オープンキャンパスによる大学の学び」を紹介します。
令和5年度の2年生が参加した「オープンキャンパスによる大学の学び」は、利尻中学校初めての取り組み。稚内市にある育英館大学とオンラインでつなぎ、大学のイメージを持つことや大学生の就職環境の現状を知ることをねらいとした学習を実施しました。
講師の方は、数学やデータサイエンスの助教授の先生。
・学校と大学の違いの説明(大学の目的、授業方法、日常生活における、大学と学校の比較)
・育英館大学について(学科・サークル・就職進学状況等)の説明
・データサイエンスの実演(数学計算ソフトをつかって、関数を図形で描く)
の3つを扱いました。
2年生には、進路を考えるなかで、漠然と「大学に行こうかな」と考えている生徒がいます。一方、「結局、大学って何をするところなんだろう。」「高校卒業後、すぐに働いたほうがよいのでは・・・。」と悩む生徒もいます。そういった悩みに対して、今回の授業を通し、進路選択のヒントを得たようです。授業後に書いたワークシートから感想を紹介します。
———感想———
・自分の将来なりたい職業は、大学を出ないとなれないので、今回の講義を思い出して、進路選択に役立てたいと思います。
・データサイエンスの実演は想像以上に難しかったです。でも、グラフでハートを作れることを見せてもらい、すごい面白くて印象的でした。
・大学は宿題がレポートであることや、人によって一日のスケジュールが違うこと、ゼミに所属することなど、小・中・高校と異なる点がたくさんあることがわかりました。
・育英館大学には200種類ほどの科目があることを知り、驚きました。
・大学のスケジュールは単位を自分で決めることができていいと思います。でも、それと同時に、進学や卒業のために、自分で選んだ単位を落とさないようにしないといけないから、大変だなぁと思った。
・大学では教えられるだけでなく、自分が疑問に思ったことを自分で考えたり、自分で作ったりすることができると知り、「与えられた問題を解く」学校とは違うと思いました。
・意外だったことは、学校よりも大学のほうが休みが多いことです。
・育英館大学には、いろいろなサークルがあって、楽しそうです。とくにe-sports部が気になりました。
・仕事に就くときの面接でも、「学歴(大学卒業)」は結構有利だと思いました。大学進学できるよう、勉強をしたい。
ーーーーーー
以上、感想でした。一人ひとりのワークシートを読んだり、授業後の話を聞いたりしていると、いろんな気づきがあったことがわかります。
いずれにせよ、大学に入るためには、1)大学で何を学びたいかを決めること2)大学を出てどのような仕事に就きたいか決めること、そして、3)勉強することの3つが大切です。
引き続き、日々の授業や進路の実現に向けて、努力を怠らないように頑張ってほしいと思います。