愛知県道徳教育推進会議からの提言(2)
- 公開日
- 2017/03/09
- 更新日
- 2017/03/09
県教委・市町村教委の取組(利用しない)
教科化される道徳の授業において、どのような学習を進め、児童生徒の何を見取って、どう評価していくのかが漠然としている状況では、児童生徒のよさはなかなか評価されず、成長実感につながっていきません。
そこで、愛知県道徳教育推進会議では、「特別の教科 道徳」の実施を見据え、児童生徒のよさを伸ばし、指導方法の工夫を進めるためには、評価の在り方の研究を進めることが、不可欠であると考え、昨年度までの「指導方法」に加えて、「評価」の研究に取り組みました。
そして、研究推進校の実践や推進会議の協議から、「評価」について、以下のようなことが大切であると考えました。
◆評価は、児童生徒にとっては、自らの成長を実感し、意欲の向上につながるものとなり、教師にとっては指導方法の改善・充実につながるものとならなくてはならない。
◆したがって、「道徳科」の評価は、授業改善のPDCAサイクルの中で実施し、具体的な記録の蓄積の中から児童生徒の成長を捉え、よさを伸ばすものとすることが大切である。