【知立市教育委員会】よりよく「いきよう」とする生徒の育成をめざして
- 公開日
- 2021/11/22
- 更新日
- 2021/11/22
県教委・市町村教委の取組(利用しない)
知立市教育委員会では、平成31年度から令和3年度にかけて知立中学校に研究を委嘱し、知立中学校は道徳教育に関する研究に取り組みました。テーマは「自己を見つめ、仲間と語り合うことで、よりよく『いきよう』とする生徒の育成〜知中デザインの道徳授業を要にした道徳教育の研究〜」。よりよく「いきる」ために主体的に行動する生徒を「めざす生徒像」とし、5〜10分程度でできる「小さな道徳」と、「対話的な道徳」を組み合わせた「知中デザインの道徳授業」を行えば、生徒の認識の変容を促すことができると考えました。また、生徒を勇気づける言葉「ハートフルワード」を共有することで生徒集団を育むことができると考えました。
研究発表会当日には8つの公開授業が行われ、「質の高い道徳授業七つの条件」を意識した教育活動が展開されました。授業後には各教室で、授業者と参観者による「語る会」も行われ、活発な意見交換が行われました。
本研究では、オリジナルの指導案づくり(「知中デザインスケッチブック」の開発)にも大きな工夫が見られました。こういった指導案づくりのノウハウを市内で共有することにより、市内小中学校の道徳授業のレベルアップが図れるのではないかと考えています。