モラルBOX日記

【瀬戸市立長根小】異学年間の交流「なかよしグループ」を通して

公開日
2015/10/09
更新日
2015/10/09

ちょっといい話

 長根小学校には、縦割りの「なかよしグループ」があります。各学年を36班ずつに分け、1年生から6年生13〜14名で構成します。1年間の主な活動を紹介します。
 6月には第1回の縦割り班活動で、自己紹介と6年生が計画したゲームを行って顔合わせをしました。各班の6年生は、どんなゲームをしたら楽しめるか内容やルールを考え、担当の先生に相談して決定しました。当日は6年生が中心になって、ゲームを進めたり、低学年にわかりやすく話したり、優しく世話をしたりして、楽しく過ごしました。この日から1年間このグループでの活動が続きます。
 毎月1回「あいさつデー」として決められた日に、「なかよしグループ」4班ずつ(50人程)で、朝8時から児童玄関に立ち、登校してくる子どもたちと「おはようございます」のあいさつをしています。高学年の子だけでなく、1年生から6年生までが大きな声を出して自分たちからあいさつすることで、よりさわやかに一日が迎えられる気持ちよさを感じていると思います。普段自分からなかなか大きな声が出せない子どもも、この時は少し頑張ってみようとする態度が見えて、微笑ましいです。
 10月3日に行われた運動会の赤白対抗もこの「なかよしグループ」で行いました。応援席が縦割りグループになっているため、高学年の子どもたちが、低学年の面倒を見たり、優しく教えたりしました。1年生の椅子を高学年の子が2階の教室から運んだり片づけたりしてくれる姿も頼れる光景でした。低学年の子どもたちは、お兄さん・お姉さんの活躍に大きな声で声援を送りました。運動会という大きな行事を経て、縦割りの「なかよしグループ」が団結していきます。
 12月には「児童会ゲーム集会」を計画しており、6年生を中心としてグループのみんなが仲良く楽しみながら関わりが深められるといいと思っています。
 3月、6年生が卒業していく時期には、お世話になった6年生に感謝の気持ちをこめて「6年生を送る会」を行います。1年間のつながりが花を咲かせ、子どもたちの心に温かい思い出として残るようにと願っています。